20万円超が1日だけで…?
鳴り物入りで発表された「折りたたみ式スマホ」。
大手ではSamsungとHUAWEIがその先陣を切りました。
個人的には,大きな魅力を感じながらも,「広げた際の画面の大きさ」「閉じた際の両面の画面保護」「折りたたみによるヒンジ・ディスプレイ部の耐久性」等,心配事のオンパレードに対する懸念についても書かせていただきました。
そして…。
なんとSamsungの「Galaxy Fold」が大変なことになっているようです。
20万円超の価格の端末が,たった1日で壊れるなんて,怖すぎるんですけど…。
やはりディスプレイの折れ目,ヒンジ…
記事によると,ごくごく普通に使用しただけなのに,「導入1日で画面が写らなくなった」「ディスプレイに折れ目がついた」「ヒンジ部が欠損した」等のトラブルが複数報告されているようです。
中には,取り外してはいけない保護フィルムを取ってしまった例もあるようですが,そもそも外してはならないものが,簡単に外せる状態で提供されていること自体に問題があるように感じます。
下の画像は,思いっきり中央の折り目部分に縦線が入っていますね。
思わず,
「やっぱりかよっ!」
と叫んでしまいたくなるような「予想どおり」のトラブル。
更にこちらは,縦に異常が生じ,表示自体に問題が生じています。縦に電気信号を分断する何らかの異常が発生しているようですね。
これも嫌ですねぇ〜。
更にこちらはヒンジ部のトラブルおよび,ディスプレイ自体の破損。
一体何か起こったのでしょう?
いや〜,考えつく殆どのパターンが,すでに出尽くしているような状態ですね。
よくこんなものを世に出したなぁ…,と感じるのは私だけではないはずです。
本当に大丈夫?
華麗なる「折りたたみ式元年」となるはずだった今年。
これ,早くも暗雲立ちこめる…といった状況なのでは?
「フレキシブル」と言われる有機EL,この根本的な条件は本当に大丈夫でしようか?
折りたたみを支える,ヒンジ等のメカニカルな部分は本当に大丈夫でしょか?
そして…。
革命的な製品を世に問う,メーカーとしての責任は,果てして大丈夫でしょうか?
HUAWEIの方は今後どのような状況になっていくのでしょうかね?
Samsungという巨人の現実を見せつけられると,なんだか怖いような気持ちにさえなってしまいます。