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「iPhoneの売上30%減」の衝撃!〜ますます重要となってくる2019モデルの価格設定〜

激震! 驚きのApple第2四半期(1〜3月)決算

 Appleの2019年第2四半期決算が発表されました。

 正に激震です。
 予想されていたiPhoneの不振と,他の分野の急伸ぶりを含めても,あまりにも痛いiPhone事情…。
 これまでも幾度となく述べてきましたが,この2019年。正念場です!

 

痛い! 純利益16%減!

 まずは決算の数字を。

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 目を引くのが,「純利益の16%減」です。
 Appleほどの世界的企業において,「16%減」のもつ意味は,あまりに巨大すぎて想像もつかないくらい。正に「激震レベル」といえましょう。

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 もちろんその「戦犯」はiPhoneです。
 Appleの統計では「17%」の売上減。
 その「母体」が大きいだけに,今後Appleが育てていこうとする「ウエラブル」「サービス」の分野が急伸しても,それをカバーすることは到底できませんでした。

 また,地域別に見るとやはり「中国」の落ち込みが目立ちます。
 各種値引き等で改善の動きがあるやに報道されてきましたが,どうやらそれも限定的なものだったようです。
 驚いたのは,日本では「1%増」となっている部分。
 しかしこれ,恐らく「iPhone8」の売上分が相当含まれているでしょうから,「純利益」という部分で考えると相当な足かせになっているはず。
 実質的な利益は「大幅減」なはずです。

 

Appleの発表よりもシビアな現実

 しかし…。
 実はこのAppleの発表以上に事態は深刻なのではないか…ということを,9to5Macは報じています。

 どういうことかというと,「IDC」という別会社の調査によると,iPhone販売の落ち込みは実に「30%」に達しているのではないかというのです。

 

 この記事で紹介されている資料がこちら。

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 前年比売上「マイナス30.2%」! シェア「マイナス4%」
 正に1人負けの状態です。
 記事では,総じてスマートフォン業界は縮小傾向であるとされていますが,その中で一人勝ちなのはかのHUAWEI。

 米国の思惑とは異なり,異次元の急伸ぶりを見せつけるHUAWEIが,iPhoneの足下を崩しにかかっています。

 AppleとIDC,どちらのデータが正確なのは分かりませんが,いえることは1つ。
「Appleにとって,いよいよ2019年が正念場である」
ということです。

 ここで2018年の分を挽回できなければ,恐らくそれ以降の挽回は難しくなってくるでしょう。
 ここまでの数々のメーカーの隆盛を見ていれば分かります。一旦大きく沈んでしまっては復活の目はない…。少なくとも同じ部門においては…。
 繰り返し述べているように,「価格下げ」が必須になるように考えます。

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