iPhoneのバッテリー駆動時間は水増しされている?
iPhoneのバッテリー駆動時間に関する問題は,やはり永遠の課題のようで…。
個人的なイメージからいうと…。
iPhoneは,
・しかし,いざ使い出すと恐ろしい勢いで減っていく
・実際の使用に関してはiPhoneよりも踏ん張る機種が多い
まあ,Galaxyのスリープ時の状況はひどいもので,殆ど使用していなくても10時間ほどで20%以上もバッテリーが減っていたように記憶しています。
反面AQUOSはずいぶんとバッテリーに関しては優秀だったような…。スリープはiPhoneほどではありませんでしたが。
iPhoneで動画を殆ど観ない私が,Web閲覧,カメラ等をちょっと使うだけで結構減っていくのを実感しますので,恐らくハードに使用する若者達は,大いにそのバッテリーもちに不安を感じていることでしょう。
そんな中,英国消費者擁護団体である「Which?」が,iPhoneのバッテリー駆動時間に関して,「水増ししている!」と指摘しました。
「通話時間」のデータで最悪は「iPhoneXR」?
この記事によると,調査されたのは「通話時間」に関する部分のようですね。
個人的にはWeb閲覧や動画再生の方がより現実的なような気がしますが…。よっぽどのことが無い限り,携帯で数十時間も話さないでしょ?
さて,不名誉にも,メーカー公表値から最も「ズレ」が見られたのは「iPhoneXR」だったようです。
「iPhone XRのバッテリーは最大25時間持つ(ワイヤレスでの連続通話時間)と記載していますが,実際には16時間32分しか持たなかった」
とのこと…。
もしこれが本当だったら,問題として取り上げられても仕方ないレベルではないでしょうか?
しかし,この「電話通話」に関しては,やはりiPhoneの弱い部分だと感じます。
私,あまり通話は使いませんが,たまにちょっと利用すると,
「おっ,こんなにバッテリーが減っていた…」
ということがありますね。現実として。
また,ここで考えなくてはならないのが,我々がスマホのバッテリー持続性を,どの分野で望んでいるかということ。
例えば,先に述べた「スリープ時」「Web閲覧時」「動画再生時」に加え,今回の「通話時」「アプリ使用時」「カメラ利用時」等々,ユーザーの嗜好によって,その考え方は様々でしょうし,個々の端末ごとに「得意分野」が異なるのだと思います。
私が優先順位を付けるとすれば…
①に関してはiPhoneはすこぶる優秀。
②は不満。
③は大いに不満です。
特にカメラに関しては何か不安になるくらいに急激に減っていきませんか?
端末の「得手不得手」を十分に理解すること,そして…
要は,
「自分が利用している端末の得手不得手を十分に理解しながら利用する」
ということが重要なのだと思います。
私であれば,スリープ時にどんどんバッテリーが減少することは,「絶対に許せない」と感じていしまいますので,そのことが何においても優先されます。
「ハードな使い方をしない」という個人的要因も加わって,「iPhoneでいい」という結論に達するわけです。
もちろん,これは「バッテリー中心」に考えた場合であって,私はそれ以上に「Appleデバイスとの連携」というメリットを感じてiPhoneを利用していますので,ユーザーごとに「上位価値項目」は異なってきて当然。
結局は,様々要因をトータルで考えて,最終的にユーザーが判断する…という至極当然な結論に至るわけですが。
その上で…。
Appleに提案です。
「もう薄型でなくてもいいです!
現状よりもやや厚くて,重くてもいいので,バッテリー容量を増やしてください!」
せっかくチップが効率化し,省電力化されても,デバイス本体がどんどん薄くなって,「バッテリー持続への恩恵」にあずかれていないことには,大きな不満を感じます。
「ユーザーが何を求めているのか」について,もっと真摯になってもいいかと思いますよ。
2018iPhoneでは,価格面でユーザーの意見に耳を傾けず,そっぽを向かれているのですから…。
是非とも学習してもらいたい部分です!