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PowerBeats Proの音質レビューついに来た!〜「さよならAirPods」? いえいえ「だからこそAirPods」!〜

PowerBeats Proの真価が問われる

「AirPodsに比べて,音質がかなりいい!」
という触れ込みで,北米での先行デビューを果たしたPowerBeats Pro。

 しかし,いつまでたっても出てくるレビューは,Appleが公表した性能をなぞるばかりで,肝心の音質についてはなぜか全く伝わってくることがありませんでした。 

 私,Appleからの圧力があったのでは…と本気で考えています。
 普通は試供品等を提供されたジャーナリストから,多数の情報が出てくるものです。また,様々なレビューが,「H1チップ」「フィッティング」等,Appleが公表したPowerBeats Proの概要をなぞったものになっていたことにも大きな違和感を感じました。実機を手に取ってのレビューなのに,音質に関する内容が皆無なんて…。

 しかし…
 北米での発売を受け,音質に関する情報が入ってきました。
  米「Gizmodo」の情報を,日本のギズモードが伝えています。 

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「さよならAirPods」? いえいえ「だからこそMOMENTUM True Wireless」!

 AirPodsと同じ「H1チップ」を搭載してるなど,その機能面については同等だといえますので,今回は話題にしません。
 「音」に関する部分を考えていきます。
 記事の「音」に関する部分を抜き出すと,次のような特徴があるようです。

〇AirPodsやPowerBeatsと比べて期待を超えるほどの音質の良さ
〇良質な低音,音響効果アップ(音場?)
〇低音だけでなく,中・高とのバランスもよし
▲遮音性は悪い
▲音質は,「MOMENTUM True Wireless」より劣る
 さて,これをどのように見るかです。
 「Gizmodo」では,「さよならAirPods」と言い切るほど,PowerBeats Proを評価していますが,私個人としては真逆の判断です。
「これでPowerBeats Proを買わない決心がついた」
というところ。
 その理由は…

①「MOMENTUM True Wireless」の絶対的優位性

 「音質」「音質」という言葉が一人歩きして,
「一体どれだけ音質がいいんだ?」
という疑念があったわけです。
 「MOMENTUM True Wireless」を所持し,その特筆すべき音質には自信をもっていましたが,もし「MOMENTUM True Wireless」よりも安価で音質がいいのであれば,当然触手が動くことにも繋がります。

 しかし,「MOMENTUM True Wirelessよりは音質が劣る」というGizmodoのレビューです。
 これまでも「MOMENTUM True Wireless」関連でレビューしてきたとおり,かつての名機「IE800」の遺伝子を受け継ぎ,ゼンハイザーという老舗が満を持して提案したものです。また,価格の差は正直だというイヤホン界の常識もありますので,私はこの両機には結構な音質差が存在すると確信しています。

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「PowerBeats Proは,これまで聞こえなかった音が聞こえる…」
と書かれていますが,恐らく「MOMENTUM True Wireless」の比ではないでしょう。

 数え切れない数のイヤホンを聴き,イヤホンスパイラルを漂ってきた身からすれば,「MOMENTUM True Wireless」の音は本当に素晴らしいです。有線と比べても,全体のバランスが絶妙なんです。
 ですから,「音質重視」であれば「MOMENTUM True Wireless」一択と,強くお薦めします。

②遮音性が低い?

 意外だったのがこの点です。
 カナル型として,当然ある程度の遮音性を保証してくるのかと思いきや,ぐりぐりと耳穴に入れ込むタイプではないようですね。フィッティングを優先した結果でしょうか?
 恐らく,AirPodsと殆ど変わらない遮音性,音漏れ具合になるのではないでしょうか?当然満員電車等では使い物にならない遮音性となりそうです。

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「さよならAirPods」? いえいえ「だからこそAirPods」!

 PowerBeats Proを最優先で購入すべき人は,
「アクティビティとある程度の音質を一台で楽しみたい人」
でしょう。
 AirPods以上の音質であることは明らかなようですので,目的がハッキリしている方にとっては正に名機になる得る存在です。

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 しかし,私のように,「音質」と「機能性・快適性」を2台で両立させようとしているユーザーは,見送ってもいいでしょう。
 ハッキリ言って「機能性・快適性」の面ではAirPodsの圧勝です。筐体のコンパクトさ,Qi充電のしやすさ,装着の簡単さ等,日常生活の中にあっという間に溶け込んでしまいます。
 また,私から言わせれば,ジョギング等のアクティビティの際にも,全く外れる気配がありません。軽さは正義です。耳の形が合わない方もいらっしゃるでしょうから,100%とはいえないでしょうが,「あの形状でこんなにズレないなんて…」という不思議体験をしている方は結構多いはずです。
 個人的には「アクティビティにはAirPods」です。雨,汗には気を遣いますが,通常の使用では「水気」に関してそれほど気になりません。

 また,AirPodsの音質は,本当に耳に負担になりません。
 動画視聴をしたり,聴き流すような音楽の聴き方をする際にはこれ以上無い相棒です。装着の軽さや扱いやすさも相まって,日常生活の中ではAirPods以上の存在が見当たらないほど。それくらい生活の中に溶け込んでしまっているのです。

 だからこそ言わせてください。
「さよならAirPods」
と「Gizmodo」は主張しますが,私から言わせてもらえば,
「だからこそAirPods」
です。

 いずれにせよ,イヤホン選択にあたり,「どのようにイヤホンを使うのか」という,ユーザーのハッキリした目的意識が大切な時代に突入していることは事実のようです。 

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