「WatchOS6」の情報来た!
Apple Watchにとって,前回の「4」への移行が1回目の「ビッグチェンジ」であったと考えます。
その理由は,まずもって「画面が拡大したこと」。
元々画面サイズが小さいWatchにとって,ほんの僅かでもサイズが大きくなったことで,視認性が大幅に向上しました。
Watch4では,そこに「ベゼルレス」というオプションがあったのも大きいですね。購入して初めて見てときには,かなりの衝撃を受けたものです。正直,同時期に購入したiPhoneXSよりも驚きが大きかったことを,当時のブログで書きました。
当時の記事には,「驚きの大きさにもすぐ慣れた」 と書いてはいますが,今更「3」のサイズには絶対に戻れない「大きさの正義」があります。
恐らく,今年は筐体,画面サイズの大きな変更はないでしょう。
あるとすれば,昨年度来話題になっていた「物理ボタンの廃止」ですね。防水の面からいっても,耐久性の面からいっても,Watchのスイッチ類は,触感フィードバックの疑似スイッチが好ましいと考えます。
是非ともWatch5での搭載をお願いしたいものです。
さて,そんな中,9to5Macで,次期「WatchOS6」の話題が出ていました。
筐体側がマイナーチェンジであるならば,OS側は大きく進化していただきたい!
テーマは「自立」と「共生」?
今回のWatchOS6で感じるのは,「自立」と「共生」です。
どういうことかというと,これまでWatchではできなかったことをできるようにする部分と,他のAppleデバイスとの連携機能の双方がより進化しているということ。
①「自立」
「自立」そのものといえるのが,Watch側でアプリのインストールができるように「App Storeアプリ」が新設されることでしょう。
これまではアプリ関連の全てをiPhoneに依存していましたから,大きな進化といえます。
まあでも…,私は今後もiPhone側で行うかな…。
なんやかんやいっても小さい画面で操作するのには限界がありますので。よっぽどインターフェイスがよければ別ですが…。
結局は,いい意味でも悪い意味でも,WatchはiPhoneを母艦として活用するデバイスなのだと思います。Series3,4と使用して,私は「それでいい」のだと思いが変わってきました。
その他,電卓等の新規アプリも導入されるようです。
電卓は便利そうですね。計時関係同様,重宝しそうなアプリです。
②「共生」
ここでいう共生とは主に「Mac」とのもの。
これまでにあった機能では,「Macのスリープ解除機能」が超絶便利な機能で,もはやMac使用時はWatchが欠かせません。「欠かせない…」というか,いつしているのですが,稀に外した状況でスリープ解除をしようとしてパスワードを求められたときは,なぜかテンションが下がっていしまいます。もう不可欠です。
パスワードを求められるiMacではもちろんですが,MacBookProのTouch IDボタンさえ押したくありません。Apple Watchがあれば正にノンストレスなのですから…。
WatchOS6では,このようなWatchとMacとの連携が増えそうだということです。特に「Touch ID機能」の代替として。
Mac上で行う「Touch ID機能」といえば,ロック解除の他は「パスワード認証」や「Apple Payの支払い認証」などでしょうか?
認証が必要な画面が表示されると,自動定期にWatchにポップアップ画面が出てきて…という利用方法は想像できるのですが,それを何で解除する?
ひょっとして指紋認証システムを,サイドボタン等に割り付けるのか?
まさか画面にTouch IDを内蔵するのか?
機能だけではなく,その「操作方法」にも注目ですね。
「インフォグラフ」の刷新に期待!
私が機能等の本題からそれたところで期待しているのが,文字盤の刷新です。
Apple Watchでは,新しい機種が出るたびに,最新機種でしか利用できない先進的な盤面を提供してきました。
Series4では「インフォグラフ」が衝撃的でしたね。
9to5Macの記事では,「新しいインフォグラフサブダイヤル」という文言が登場します。
「天気や株価チャート等をサブダイヤルで表示できるようにする」というものですが,「インフォグラフ」という言葉が出てくるということは,新しい盤面は,全くの新規盤面ではなく,Series4のインフォグラフを発展させた盤面になるということでしょうか?
私はそれでもいいかなあ,と思います。
いや〜,いいですよ,インフォグラフ。気に入っています。
これを基にデザインをより機能的にしたり,新しい対応アプリを増やしたり…という戦略であれば,非常に好ましいと考えます。
毎年買い換えようと決意しているApple Watch5。
前回の変更が大きかったため,今回の改訂のスピードはやや落ちてしまうのではないかと考えます。
また,最近では,
「やはりウエラブル端末でできることは所詮限られてくるんだな…」
という現実を感じさせられるのも事実です。このあたりの「限界感」をどのように払拭してくるのか…。
Appleの解答が,今から楽しみです。