これはあまりにも絶望的…
「背面トリプルレンズ」搭載がほぼ決定的な2019iPhone。
先日はそのケース画像についての記事を書きました。
巨大なスクエア型の台座をもち,3つの大きなレンズを携えたレンズユニット故,予想どおり,いや予想以上に悲惨な透明プラスチックケースの姿がそこにありました。
正に美的感覚を疑うようなその姿…。
エッジが立った感覚を与えるのは,透明プラスチックのせいでしょうか?
まるでロボットのようなメカニックさを感じます。おもちゃです。
そんな中,今回は黒色のケース画像がリークされました。
これはこれで…,恥ずかしくなっちゃうようなデザインなんですけど…。
何だろう? 穴から覗かれてるような感覚?
まずはその画像をご覧ください。
左が「iPhoneXR後継機」,右が「iPhoneXSMax後継機」のケースのようです。
いかがですか?
私はこの画像を見たときに,なぜか「恥ずかしい…」という感覚に襲われました。
あの巨大な正方形の穴からこちらを覗かれているような…そんな感覚です。
いや〜,ひどい。
もちろん,元々のレンズユニットがこの形なのですから,当然こうなるわけです。
しかし,先の透明プラスチックのケースは,筐体下部も透明で「穴」の部分だけがこれ程まで異様に目立つことがなかったのかもしれません。
今回の画像はダメだなあ〜。生理的に。
「早くiPhoneをはめちゃいたい!」
という感覚。ケース単独で見ていたくない…という感覚に襲われるのです。
いざ本体に装着したら,恐らくはそれほどまでの違和感は感じないのでしょうが,今までに感じたことのない嫌悪感が引っかかります。
やはり今回の巨大スクエア型のレンズユニットデザインが,非常にたちの悪いものであることの証明なのではないでしょうか?
iPhoneのデザインよ,どこへ行く?
我々はどうしても,Appleデバイスには「美しさ」を求めてしまいます。
その美しさとは,デバイスのデザインそのものの他にも,素材,機能性,使用方法全てがマッチした「トータルの美しさ」です。
しかし…。
「トータルの…」とはいいながら,そもそもの筐体デザインそのものが崩壊してしまっていては,他の要素がどんなに優れていても高い評価を与えられないような気がします。
現在のスマホ界において,他のAndroid勢は,多眼レンズの搭載,ノッチ処理等の多様な問題を,それぞれのメーカーごとに無難に処理して,デザインをうまくまとめてきているように感じます。
何でしょう?
iPhoneだけが浮いてしまっているようなこの感覚…。
果たして今後のiPhoneデザインは,どのような道を辿ることになるのでしょうか?
iPhone3GSやiPhone4を手にしたときのような恍惚感を,再度味わえる日はやってくるのでしょうか?