大改訂間近であることは間違いがないMacBookPro
MacBookPro15インチ(2019)を購入した私が,ここまで感じたことを書かせていただいてきた「導入記」も,今回でとりあえず締めたいと考えています。
今回は,「今後のMacBookProの展望」に関して。
展望というのは,詰まるところモデルチェンジをどう考えるか…ということです。
今回,MacBookPro15インチ(2019)を 購入するにあたり,最も気になっていたのは,
「2019年に16インチMacBook Proが発表される」
という情報です。
また,その16インチモデルのディスプレイには,有機ELが採用されるという噂も…。
しかし,発表されたのは「CPU強化バージョン」のマイナーチェンジモデルでした。
まあ,そのあまりにも強烈な15インチモデルの性能アップぶりを,私は「よし」としたわけです。
そして,今後のMacBookProの展開に対する見込みも作用しました。
本日はその勝手な思い込みによる「MacBookPro」の今後について書かせていただきます。
2019年の大改訂はないでしょ?
「16インチMacBookPro」の情報の元は,いつものMing-Chi Kuo氏の予測でした。
今年2月,Ming-Chi Kuo氏は,
「16〜16.5インチMacBookProが,2019年に発表される」
と発言して大反響を呼びました。
しかしその後の4月,
「15〜17インチMacBookProは,2021年初めに発表」
という予測に変更しています。
そして今回の「MacBookPro15インチ(2019)」のマイナーチェンジ発表。
まさか,この時期に2019年度のマイナーチェンジを行ったMacBookProを,今年度中に大改訂することは考えられないでしょう。
そんなことをしたら,暴動が起きますよ! 私も含めて。
つまり,もうしばらくはMacBookProの大改訂はない…と踏んでの今回の購入なのです。
少なくとも来年度の改定時まで,もしかするとそれこそMing-Chi Kuo氏が言うように再来年度の改訂まで,現行のスタイルが続くのではないでしょうか?
最近のAppleの傾向として,一つ一つのモデルサイクルが長くなる傾向にあります。iMacにしても,あの形状になって「さすがにベゼルが厚すぎるだろ」と揶揄されるほどですよね。
MacBookなどはしばらく放置されたままですし,MacMiniやiPadMiniの大改訂は「もしかすると次はないのかも…」と,ユーザーを心配させたほどです。
さすがに,TouchBar搭載の現行型担ったのが2016年のMacBookProが,3年で大改訂を迎えるに早すぎたということです。ただでさえ,CPU等を載せ替えたマイナーチェンジは毎年行っていましたし,そのマイナーチェンジでの性能アップは尋常ではないくらいでしたので…。
Ming-Chi Kuo氏の情報は結構信頼の置けるものが多いですので,修正後の情報を信じるのであれば,次の大改訂は「2021年」となりますね。
だとすれば,あと2年ほどは私のMacBook Proも現行機種なるわけです。
有機EL,Aチップ搭載Mac…
さて…。
「有機EL搭載」が噂されるMacBookProですが,果たしてそうなり得るのでしょうか?
6月のWWDCで発表される予定のApple純正モニタは,「MiniLED」という新型液晶を搭載すると言われています。
Appleが満を持して登場させるモニタに有機ELを搭載しないで,MacBookProには有機EL…?
私は次期MacBookProにも「MiniLED」を積んでくるのではないかと考えます。有機ELにしてしまうと,値段も跳ね上がりそうですし…。
ただ,iPadProへの有機EL搭載はあり得そうですよね。プレミア的な意味合いをもった機種ですし,サイズ的にもそんなに大きくありませんので。
サイズでいうと,MacBookProへの搭載も,「無し」とは言い切れない大きさですので,微妙な面はありますが。
そして。
もうひとつ気になるのが,Ming-Chi Kuo氏が修正した「2021年」という期日です。
これ,丁度「Aチップ搭載Mac」が誕生するという時期に重なりませんか?
どうせ「フルモデルチェンジ」というなら,
・ARMベース
・MiniLEDモニタ
・ベゼル薄,16インチ
・その他デザイン一新
という,大変革モデルを2021年に投下していただきたい。
そうしたら,新モデルの第2世代あたりで買い換えができそうなんですよね。
さあ,果たしてそんなにうまく事が運ぶのでしょうか?
こればかりは,答えを知っているのはAppleだけ。
大いなる賭けではあるわけです。今回のMacBookPro15インチ(2019)購入…。