中,豪よりも低い日本の優先順とは?
5月に北米で発売された「PowerBeats Pro」。
そこまではまだいいとして…
6月に入り,ヨーロッパ主要国での発売が始まったことを先日お伝えしました。
この中で,
「iPhoneの販売実績が非常に高い日本の優先順位が低いのは納得できない」
という趣旨のことを書かせていただきました。
しかし…
今度はそれ以上の屈辱が…
何と,中国とオーストラリアでの発売が始まったということなのです。
日本では「7月以降…?」の衝撃
いや〜,これは結構ショックです!
北米,ヨーロッパ主要国までは何とか勘弁しましょう。
しかし,その次が中国とオーストラリアって…。
これまでの販売実績や現在の経済状況は関係ないのですかね?
Appleがどのような考えで販売計画を練っているのか,是非じっくりと聞いてみたいものです。
あんまり馬鹿にするようなら,さすがにおとなしい日本のユーザーも黙っていませんよ!
と,少々あおってみていますが,冷静に考えても何か解せません。
ソフトウェアレベルでの日本語化にまごついているとか,明確な理由があればいいのですが,
「日本人はApple製品を好んで使用している」
という自負もありますので,そのようなユーザーの感情って,結構大事なのでは…と考えたりもします。
でも,AirPods2では全くシステム上の問題が無かったわけですので,同様のH1チップを搭載しているPowerBeats Proだけがこんなに遅れてしまうのは,それこそどうしても解せません。
そして,衝撃の情報が!
なんと,「6月」といわれていたPowerBeats Proの日本での発売が,「7月にずれ込む」という情報も出ているようです。
「AV Watch」での本田氏の情報ということなのですが,「いくら何でも…」という感じですね。
音質はやはり「それなり」か?
前掲の本田さんのレビューの中には,音質の評価もありますね。
「Beatsのイヤフォン/ヘッドフォンで音質的に納得感を感じたのは初めてのこと。」
と,最大限の評価をしながらも,
「解析的に音楽ソースを分析するのでなければ,リラックスして音楽そのものを楽しめる。」
としています。
具体的には,
「低域はタイトではなく,ゆったりと鳴る傾向だが,決して量的に過多になることはない。高域から超高域にかけて,バランスドアーマチュアのような繊細な情報はない。しかし,中域から高域にかけてのふくよかで歪み感の少ない音は,何かの作業をしながら音楽を楽しむ際に最適だろう。」
という評価。
つまり,AirPodsを超える一定の音質は確保できているものの,
・それほどしまりのある音ではない
・高い解像度があるわけではない
・音楽を解析的に聴き分けるほどの情報量を備えているわけではない
ということです。
これで完全にすっきりしました。
安心して「MOMENTUM True Wireless」を使い続けることができそうです。