何で今までできなかったかな?
AppleWatchを装着していることで,わざわざiPhoneを出さなくてもできることが大幅に増えました。
気象情報の確認,リマインダーの確認,予定の確認,ストップWatch,タイマー,音楽鑑賞等々…。
それに加えて,WatchOS6では,計算アプリというこれまでなかったアプリも新設され,何と割り勘計算機能まで備えているようです。
さらに,ストンドアロンのWatch独自アプリの登場,Watch単独のApp Storeなど,「AppleWatchの独立」への道が本当に少しずつではありますが,順調に進んでいる印象も受けます。
そんな中…。
純正カレンダーアプリで,「月間」「年間」の表示ができるようになるようです。
「日付・曜日確認」と「スケジュール確認」の双方の機能を有しているカレンダーアプリですので,
「今までどうしてできなかったの?」
と不思議に思うばかりですが,ここに来てようやくの対応となるようです。
デジタルクラウンを回すことで,「日→月→年」
これまでのカレンダーアプリの表示は,「当日」の前後を挟んだ1週間表示が基本形。
画面左上の「赤矢印」をタップすると,前掲の「月間カレンダー」へと移行します。
つまり,そもそも「年間カレンダー」というものが存在しなかったのです。
もう少し機能を拡大させたい私は,「scCalendar」のWatch版をインストールして利用しています。
下のような表示になるのですが,下にスワイプすると「+2ヶ月分」,つまり合計で「3ヶ月分」の月間表示が可能になります。
しかしまあ,そもそもが「別アプリ」ということですので,当然ですが,この表示利用する場合には,scCalendarを純正のカレンダーの他に開き直さなくてはなりません。一度ホーム画面に戻らなくてはならないため,スムーズとはいえない状態でした。
しかし,これを純正アプリ内でやってくれるのであれば,事情が異なってきますね。
Appleの特許申請に基づいて,以下のような画像が流出しています。
ここで重要なのが,どのように「日」「月」「年」を行き来させるかという点です。
記事中の紹介によると,「行き来」のために用いられるのが「デジタルクラウン」のようですね。
デジタルクラウンを改訂させることで,「日→月→年」,そして恐らく,逆回転させることで「年」→「月」→「日」への逆回転も当然可能でしょう。
はい,便利です!
WatchOS6の実装に間に合うか?
機能的には,待望のものですね。
まあ,本当の気持ちとしては,
「最初からついていて欲しい機能だけど…」
ということになりますが…。
さて,問題は,
「今秋のWatchOS6に間に合うのか?」
という一点です。
いやいや,これは本当に重要な改訂ですので,何とか最優先でやって欲しいです。
正直,「Watch版App Store」よりも重要だと考えるのは,私だけでしょうか?