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au,SoftBankの「半額サポート」は生き残れるのか? 「端末割引2万円」と今後の「割引無し」への不安…

どうするau,SoftBank?

 先日は,昨今の「違約金1,000円問題」から派生する端末割引や,菅官房長官の「端末価格は安くなる」発言に関して,納得できないことを書かせていただました。 

 日本で絶対的なシェアを誇るiPhoneについて考えると,Appleが都合よく端末価格を下げることはまず考えられません。
 当然これからは端末価格も「上昇」していくことが予想されますので,菅発言はあまりにもご都合主義かと思います。

 さて,今回は…。
 大手スマホキャリアの料金下げに関するそもそもの「基本方針」となっている,端末料金支払いの免除に関する問題です。

auとSoftBankでは「48回払いで,24回支払って機種変すれば以降の支払いを免除」ですね。

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 docomoでは,他社の「48回」が「36回」となるため,他の2社よりは割引率が少ないようです。
 ということは,今回の総務省からのお達しでより頭を悩ませるのは,割引率が大きいauとSoftBankということになります。

 この「支払免除」の考え方と「端末割引2万円」との間には密接な関連性があるようで,そのことを分かりやすく伝えている記事を発見しましたので紹介します。

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「端末割引2万円」と「半額サポート」との意外な関係性

 お金には詳しくない私ですが,この記事を読んで「なるほど」と感じました。
 また,この記事の結論として,「現状の半額サポートの維持は難しいのではないか」という主張になっています。
 その理由は,
①端末を返してから,同社との「機種変再契約」が必須となっていること
②端末を返した際,その時点での下取り額を参考にして「端末割引」を考えたときに,下取り価格の高いiPhone以外では,「2万円以上の割引」となってしまう
ということです。

 ①に関しては,各キャリアが
「端末さえ返還すれば,機種変での再契約をしなくても半額サポートは成立する」
という売り方をすれば解決されることになります。
 果たしてキャリアとして「再契約」という担保を捨てても,この「半額サポート」を維持できるだけの覚悟があるかどうかですね。

 しかし,「半額サポート」を無くしてしまえば,端末代金が2倍に跳ね上がってしまいますので,一般のユーザーではiPhoneを購入すること自体が難しくなるかもしれません。
 だって,月ごとの料金が平気で1万円を超えてきますよね,きっと。
 さあ,どうするキャリア?

 

 ②に関しては,iPhone以外は非常に厳しい現実が待ち受けています。
 前掲の記事では,総務省が出した24ヶ月後の下取り価格を根拠にして説明しています。

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 例えば「iPhone 7(256GB)」。
 本体価格10万5624円に対し,割賦が免除される額は半額の5万2812円。
 24ヶ月後の買い取り価格の平均が3万9500円。
 よって,免除金と買い取り価格との差額は1万3312円(税別だと1万2325円)。

 ということで,総務省の言う「端末割引」の額が,2万円を下回っているため,「半額サポート」が成立するとも考えられます。

 ところが,iPhone以外のAndroid機では,人気どころのXperia,Galaxy,AQUOSでさえ,24ヶ月後の下取り価格が下がってしまい,免除金と買い取り価格との差額が「2万円を超えて」しまいます。

 こうなると「2万円以上の端末割引をした」と見なされ,「半額サポートが成立しない」とされる恐れがあるというのです。

 

 私はこの「端末割引」自体を,販売する際に最初から本体価格を割り引くために使うと考えていたのですが,「下取り時の割引として考える」という,正に目から鱗の考え方も成り立つということに気付き,驚きました。

 果たして,総務省はどの考えを「可」として,どの考えを「否」とするのか…。
 考え方次第でどうにでも転びそうな面がありますので,この先が非常に不透明に感じます。

 恐らく各キャリアも戦々恐々としているでしょうが,我々ユーザーはもっと先が見通せません。
 やはり考えてしまいます。
 「総務省は,誰の味方なのか?」と…。

 

そもそも「半額サポート」は生き残るのか?

 そして,ここが一番重要な気がするのですが,
「半額サポートという戦略は,果たして生き残れるのか?」
という問題が残ったままです。

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 上記の「端末割引」の考え方自体,半額サポートありきのものですので…。
 お上が,「24回分の端末価格を割り引く」という考え自体を,「割引不可」としてしまえば,全てがご破算になってしまいます。
 これではお先真っ暗になるのでは…?

 さらに,「端末割引2万円」について。
 総務省は,この「割引」という考え自体を,2年を目処に完全撤廃する考えのようです。
 ということは,iPhoneでさえ「半額サポート」は成立しない?

 さあ,いよいよ携帯料金の考え方そのものが,迷宮に迷い込んだように感じます。
 世の中を混乱されている犯人は「お上」ですよ!
 9月を迎えるのが怖い気持ちです…。