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2019第1四半期の「ワイヤレスイヤホン」市場が40%拡大で1,750万台規模へ〜Appleは主権を握り続けられるのか?〜

「ワイヤレスイヤホン」市場は拡大の一途

 iPhoneからイヤホンジャックが消えて以降,「イヤホン市場」は「ワイヤレス化」に急速に舵を切りました。 

 MacBookProでの「USB-C化」もそうですが,Appleの戦術は「一気呵成」という部分を多く持ち合わせます。
 時にはそれが批判の的にもなります。
 特にUSB-Cに関しては,結局各種のHUBが必要だったり,HUBを繋いでいる姿がなんとも情けなかったりと,実用面で追いつかない場面も多いですね。現状も決してAppleの戦略が成功だったとはいえないと考えます。
 なんせ,肝心のiPhoneが未だLightning対応ですので,説得力がありません。残念。

 反面,ウエラブル市場に関しては,比較的順調に進んでいるのではないでしょうか?
 その中にあって,やはり「初代AirPods」の存在は大きいでしょう。
 使い勝手に関する部分では正に久々の「魔法感」を与えてくれました。

 巨大な市場をもつiPhoneとの「セット感」もあり,ウエラブル端末の中でも「ワイヤレスイヤホン」というものを大きな1部門にまで押し上げた感があります。

 実際,2019年第1四半期では,前期と比べて40%の成長を見せたようです。

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Appleはこの絶対性をキープできるのか?

 記事には,機関内における企業ごと,デバイスごとのシェアが記載させています。

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 Apple,そしてAirPodsがダントツのシェアを占めています。
 今のところ,「絶対的」ともいえる存在ですね。

 しかし,心配な材料もある訳で…。
 それが,前期と比較してAppleのシェアが「変わっていない」という事実です。
 その原因が2つ上げられています。

①第2世代AirPodsの不調

 一つ目は,第2世代AirPodsが投入されたにもかかわらず,
「Appleのシェアが拡大しなかった」
という点です。
 通常であれば,Apple製デバイスの新商品が投入されれば,短期的に見ればシェアが向上して当然。
 それがならなかったということは相対的に見て,第2世代AirPodsが魅力的な存在として認識されなかったということでしょう。少なくとも初代と比較すれば…。

 まあ,デザイン的にも性能的にも「ビッグチェンジ」とはいえないものでしたので,こうなるのも当然か?
 個人的に言えば,「レイテンシー」の大幅な向上があり,動画を観ていてもようやく耐えられるレベルになったという点を,大きく評価しているので,購入して大満足ではあります。
 動画利用をしない方であれば,魅力薄であることは否めないでしょう。

②他社製デバイスの伸び

 記事では,特にSamsungの「Galaxy Buds」の急伸ぶりを話題にしています。機種別シェアを見ても一気に第2位に飛び込んでいますね。

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 このように,AirPods以外で魅力的なデバイスが現れ始めたことが,Apple,AirPodsのシェア拡大を妨げているということです。

 まあ,こちらも当然ですね。他社が黙って指をくわえているはずがありません。
 今後はますます群雄割拠の時代になっていくことでしょう。
 また,「機能性重視」「音質重視」などと,この分野の中での棲み分けも進んでいくはずです。

 

Appleが生きていく道は?

 思い起こせば,同じような歴史がこれまでも繰り返されてきましたね。

 スマホにおけるiPhone,タブレットにおけるiPad,スマートウォッチにおけるApple Watch…。

 いずれもApple製デバイスが歴史を切り開き,後追いのデバイスが徐々にシェアを奪っていくという構図でした。
 恐らくワイヤレスイヤホンの分野においても,今後AirPodsのシェアはじりじりと低下していくことでしょう。

 それはいいとして,問題はAppleの戦略ですね。
 今後のワイヤレスイヤホンをどのように考えていくのか…。

 まずはPowerBeats Proで「音質とアクティビティ」の両立という提案をしました。
 生産が全く追いつかないという大失態を犯している最中ですが,方向性としては間違っていないでしょう。

 今後噂されているのは,「ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン」の発売です。
 H1チップ搭載等の利便性はそのままに,ノイズキャンセリングという付加価値をを付けながら,「Apple史上最高の音質」を求めるデバイスにしていただきたい。

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 この「音質」が,評価の分かれ目だと考えます。
 これまでのAppleイヤホンは,正直高音質とはかけ離れたものでした。「聴きやすさ」は抜群ですので,これは「戦略上」の選択です。

 現在,やや音質を意識したPowerBeats Proを投入してますので,あとは「更なる高音質」を目指していただきたい。

 「MOMENTUM True Wireless」を凌駕する音質であれば,少々お高くても買いますよ!

 いずれにせよ,今,Appleのワイヤレスイヤホンにおける分岐点に来ていることは確かでしょう。
 Appleがどのような選択をするか…。
 そしてその選択の末に,どのようなデバイスを発表するのか?
 実に楽しみです。