iPadOSで変わる「Widget画面」の位置付け
その昔…。
一度iPhoneからAndroidに浮気した時期がありました。
あれはiPhone4sのあと。
理由は,iPhone5が縦長画面になって違和感を感じたことと,Android勢の「Widget表示」に興味があったからです。
iOSのアイコンが並んだシンプルな画面しか知らない身にとって,好きな情報を表示できるWidgetという機能そのものに興味がありましたし,様々な情報をホーム画面で確認できることが実に効率的に思えたのです。
最終的には,あまりのスリープ時のバッテリーもちの悪さや,結局Widgetはおもちゃ感覚で,いじくることに飽きてしまったこともあり,1年ほどでiPhoneに復帰しました。
その後iPhoneでもWidgetや通知画面,コントロール画面等の多画面機能が搭載されましたので,やはり旧来のiPhone表示では情報量に限りがあったという証明にもなりました。
しかし,ホーム画面の表示においては,現在のAndroid勢もシンプルな画面を利用しているユーザーが多いような気がしますので,双方が歩み寄った形で進化しているのかな…と感じています。
しかし,これがiPadの大画面ということであれば,また状況が違ってきますね。
この秋に登場するiPadOSでは,何とホーム画面にWidgetを固定することができるようになりそうです!
「ホーム画面に固定」という項目が新設
iPad上でのWidget固定画面がこちら。
いいですねえ。
スマートフォン上ではゴテゴテしてしまいそうなWidgetも,iPad上ではすっきり見えます。
今回のiPadOSでは「ホーム画面に固定」という項目が新設されたことにより,特別なことをしなくても,簡単にWidgetの表示,非表示を切り替えることができるようですね。
まずは,Widgetを表示させるわけですが,この「ホーム画面上にWidgetを同時表示する」こと自体,iOS12ではできませんよね?
この状態で一番下の「編集」をタップ。
「ホーム画面に固定」を切り替えるだけ。
もちろん,どのWidgetをどのような順番で表示させるかも,任意で選択することができます。
何のストレスもありません。
是非とも使ってみたい!
これからのiPadは横持ちが便利か?
この機能が実装されるとなると,今後のiPadは「横持ち」が主流となるかもしれませんね。
特にiPadPro11インチでは,横向きでもFace IDが効きますので,好都合。
Touch ID搭載機では,どうしても縦向きで持ってしまうわけです。親指での認証が持ち方として最も安定していますので。
とすれば…。
今後は下のグレードのiPadにも,是非ともFace IDを搭載していただきたい!
Touch IDでは,一旦縦持ちにしてスリープ解除した後に横向きに持ち替える…という余計な手間が必要となりますので。