やっぱりバッテリー容量が大幅増? ホント?
それまでずっと願い続けたことが,何かの拍子に急に実現したりすることも「稀に」あります…。
しかし,ずっと願い続けて適わないことは,たいていいつまで経っても適わないままなわけで…。
iPhoneにとって,この「ずっと願い続けてきたこと」の1つに,「バッテリー容量の増加」があることは明らかです。
スリープ時の電源管理がしっかりしているため,最近では以前ほど聞かなくなった「バッテリー容量問題」ですが,
「一旦使い出したら雪崩式に無くなっていく」
のがiPhoneのバッテリーです。
しかし,そんなiPhoneに驚くべき情報がもたらされたことは以前にご紹介しました。
「これが本当だったら,買い換えの理由になる!」
と喜び勇むのと同時に,
「いやいや,一気に20%アップなんて,非現実すぎる…」
という思いの方がむしろ強く残っていたのが事実です。
しかし…。
情報再来です。
しかも今回は「レンダリング画像付き」ということで…。
もしや,本当なの?
なんか…本当っぽいんですけど…
この時期に,以前の情報の後追いの形で出てくるなんて,なんか本当っぽいんですけど…?
信じていいんでしょうか?
ここまで疑心暗鬼になっているのには,以前の記事にある疑問点があるからです。
それは,
「ただでさえキツキツに様々な部品が埋め込まれているiPhoneにあって,20%ものバッテリー容量増加を受け入れるだけの物理的余裕はないのでは…?」
ということです。
もちろん,新しいA13チップの省電力化という観点もあるでしょうが,その大部分が「バッテリー容量の増加」すなわち,「バッテリーの大型化」によって支えられることは明白だからです。
しかし,今回の記事の画像には目を疑います。
まずはその画像を。
「新バッテリー,デカ!」
思わず口からそんな言葉が飛び出てしまうほどのインパクトです!
とにかく横幅の拡大が半端ありません。
前回の記事でも紹介したように,「0.4㎜分厚くなる」と予想されている筐体の厚さも考慮すれば,
「このバッテリー情報が本物であれば,20%増は可能だ!」
と思わせる説得力があります。
回路の縮小化が実現か?
バッテリーの大型化を可能にしたのは,回路の他の部分が縮小化したことに尽きるでしょう。
この上下の画像を比較すると明らかです。
バッテリー右部分と,Face IDカメラとバッテリーの間部分が大幅に縮小され,Face IDの下はバッテリーで埋め尽くされています。
バッテリー右側部分も相当整理されている印象。
一体何があったんでしょうね。
どの部分にブレークスルーがあったのでしょう?
もし20%増が本当だとすれば,これは大きい!
相当に大きい要因です。
なにしろ「物理的」な大きい変化ですので。
カメラ撮影,テザリング等,みるみるバッテリーが減っていく操作をする際には,なぜか罪悪感のようなものを感じていたけちくさい私ですが,これだったらずいぶん思い切って使えます。
「双方向ワイヤレス充電」のためのバッテリー強化…という触れ込みですが,私はそのような使い方は考えておりません。
あくまでも「バッテリー強化iPhone」として,これまでのiPhoneの使用法で,その恩恵を感じ取りたいと考えます。
昨年iPhoneXSに買い換えた私ですが,これが実現するのであれば,
「本気で機種変を考えたい」
と思います!