iOS13のダークモードにどれだけ期待するべき?
「一旦ダークモードを経験してしまうと,もう2度と戻れない!」
というのが素直な感想です。
特に大画面のMacではその思いが顕著。
以前にMacSafariのダークモード化に関しても記事にしております。
ところが数ヶ月前からこのとき紹介した「Nightlight」が不調で,サイトを移動するとモードが切り替わらないということが続いたため,現在は「Dark Reader」というアプリに切り替えているところです。
さて,iOS13では,これまで以上にダークモード化が進んでいるようです。
その実態をまとめた記事を見つけましたので,ご紹介します。
Safari以外は大進歩?
まずもって,Apple純正アプリに関しては,ほぼダークモード化に成功しているようですね。
統一されたデザイン等によって,モードの違いを意識せずに利用できそうなのは大変好ましいことだと感じます。
しかし,「モードの違いを意識せず」ということに関しては,アプリそのものよりも,「設定」に関する画面がダークモード化することの影響が大きいように感じました。
どういうことかというと…。
これまでであれば,以下のような各種設定画面は,背景が「白」だったわけです。
ところが今回のiOS13では,その画面までも「ダークモード対応」に。
これ,大きいですね。
アプリ間を行き来する間も「ダークモード」であり続けるわけですので,もはや「モード」のことを意識することもかなり少なくなるでしょう。
さらに,壁紙等にもダークモードが効くようになっており,結構力を入れていることが伝わってきます。
ちょっとばかりなめていましたが,なかなかどうして今回のダークモードは,これまでのものとは次元が異なるようです。
問題はSafari
問題はSafariです。
どういうことかというと,Webページの表示設定は各々のWebサイトによるものであって,いくらSafari側でダークモードに対応していても,肝心のサイト側にその用意が無ければ,これまで同様「白背景」で表示されるというわけです。
Macであれば,前述のようにアプリ設定である程度対応できるのですが,iPhone,iPadでは其れができないのが痛い!
個人的には,iPhone使用において,ダントツでSafariによるWeb閲覧利用を多用します。
いくら他のアプリ等がダークモード対応しても,肝心のSafariの事情が上記のようでは旨みが薄いというわけです。
iOS,iPadOSでも,「Dark Reader」のようなダークモード化アプリが適応にならないものでしょうか?
強く,強く要望したい思いです。