iOS12.4ではバッテリーもちに変化が…
iOS始め,Watch,Macとも,同時にOSのアップデートが来ました。
時期的にiOS12としては最終のアップデートでしょうか?
それとももう一回ある?
各種新OSリリースまで,あと2ヶ月無いわけですので,これで最終かもしれません。
さて,最終アップデートともなれば,普通はさほど大きな中身の変化はないわけですが,今回のiOS12.4に関しては,非常に興味深い点が1つ存在します。
それは「バッテリーもち」に関して…。
どうやらiOS12.4では,数十分もバッテリーもちが向上するようなのです!
5機種中4機種で大幅向上!
上記記事では,iOS12.3.1とiOS12.4の双方のバッテリーもちを,iPhone5s,6,6s,7,8の計5機種で計測しています。
そしてその結果がこちら。
なんと,5機種中4機種でバッテリーもちが向上しています。
向上しなかった「6s」に関しても「同タイム」ということで,「4勝1分」というところ。
しかも…。
長くなった駆動時間を見てみると,どれも「20〜30分」と,結構な伸びを記録しているのです!
OSのアップデートだけで,これだけ均一の持ち時間向上が図られたということは,何かしらの効果的な変更が成されたと考えて間違いないのではないでしょうか?
そうでなければ,さすがにデータがもっとばらけるはずです。
これ,結構うれしいアップデートですね。
iPhoneⅪのバッテリー容量増加とのコラボに期待!
いや〜,マイナーアップデートでこれだけの向上が見られたわけですので,ダークモード等の改善が成される予定のiOS13でのバッテリー効率に大いに期待できるのではないでしょうか?
さらに…。
iPhoneⅪでは,物理的なバッテリーの容量が大幅にアップすることが噂されています。
この記事でも書きましたが,この「バッテリー容量」の増加という,これまでのiPhoneには見られなかった大変革があるのならば,「買い換えてもいいかな…」と本機で考えています。
それだけ「バッテリーのもち」に関する問題は,根本的な課題として残っていたからです。
発売前から「不人気機種確定」の烙印を押されているiPhoneⅪですが,「スマホ技術」がそろそろ枯渇しそうな昨今,「物理的」な変化があるということ自体,「事件」だと私は考えます。
そして…。
この「バッテリー容量増加」に今回のOS側の「効率性」が加われば,バッテリー容量の増加分以上のバッテリーもちが期待できるのではないでしょうか?
今回のアップデートの向上分が「10%程度」,iPhoneⅪで予想されているバッテリー容量増加分が20%以上。
とすると…。
単純に考えてもiPhoneXSの「30%超」の持続が規定できるのでは…。
そう,「事件」なのです!