ついにauが動いた! 「48回払い・実質半額」は終焉の時
いきなり来ましたよ!
大手3大キャリアの先陣を切って,まずはauが動き始めました。
総務省の余計な「横やり」によって,混乱しているスマホ契約。
「消費者の味方」であるはずのお上のやることがことごとく裏目に出て,結局は「高上がり」になっていしまうケースも増える…というという末期的状況に至っています。
本ブログでは,トドメとなった「解約違約金1000円」に伴う「割引上限」および将来的な「割引禁止」の策を受け,
「au等の半額サポートは生き残れるだろうか?」
という疑問を投げかけてきました。
結局は…
生き残れなかったようです!
「割引上限2万円」という項目に,リセールバリューの低いAndroid機などは引っかかるのでは…と上記の記事でも書いたとおり,恐らくauも身を引いた格好なのでは?
問題は,次の料金体系です!
今回auが9/30での新規受付終了を明示したのは,所謂契約期間の半分の時点で,機種変更をすれば,以降の機種代金を免除するという「半額サポート」の類い。
auでいう,以下の契約になります。
「同じキャリアの中で機種変更する」という縛り部分を解除することで対応する動きもあったようですが,結局は「半額サポート」の部分が「過度な値引き」にあたると判断したのでしょう。
現状,iPhoneのケースで考えると,
「半額サポートがあるおかげで,iPhoneを使用できている」
という層がかなり多いと考えます。
私も正にその一員です。
これで半額サポートがなくなれば,「携帯料金1万円/月」という大きな壁を軽々と突破してしまうことになり,おいそれと新型iPhoneに手を出せないことにもなってしまいます。
まあその分,機種が手元に残ることになるため,下取り料金が復活することになりますが,恐らくキャリアが2年落ちの端末を「半額」で購入してくれるとは思えません。
「将来的に戻ってくる」という感覚よりも,「月々の支払い額が少ない」方が安全ですし,契約しやすくなるでしょう。
一般庶民にとって…。
さあどうする…?
問題は「次」の契約形態です!
恐らくは次の一手をすでに準備済のはず
恐らくauは,「次の一手」をすでに準備済なのだと考えます。
大手キャリアたるもの,次の手を考えずして前の手を引っ込めるなんて,恐ろしくてできるはずもありません。
恐らくは,何らかの形でユーザーがある程度納得できる形で提案できる状態にはなっているはず。
ライバルキャリアや,楽天の参入等の関係で,発表売るのはiPhone発表直前,あるいは発表後になるかもしれませんが…。
予想してみるに…
「手」は2系統あると考えます。
一つ目…
「6月から開始している通話契約のプランの金額を更に下げる」という戦略。
現行のプランでは,「家族割り」等の関係で不公平が生じる内容となっており,特にお一人様は厳しくなっています。
楽天は安価なプランを用意すると宣言していますので,機種代金が増える分に近い額を更に割り引くことができれば,全て丸く収まるのですが…。
二つ目…
「機種本体からの割引」に当たらない形で上手に「割り引く」抜け道を考えるという戦略。
現在も,機種変してから1年間の割引,ガラケーからスマホに機種変した際の割引等,様々な割引が横行しています。
やってやれないことはない?
もちろん,上記の2つを組み合わせることも考えられるでしょうし,全く新しい割引の形を提案してくるかもしれません。
いずれにせよ,「半額サポートなし」の状態のままでは,一部のお金持ち以外はiPhoneに機種変できなくなってしまいます。
ましてや2019iPhoneは魅力薄…ということで,昨年以上にiPhoneがだぶつくという,世にも恐ろしいことが日本でだけ発生する最悪の事態も考えられます。
キャリア側もそれでは困りますので,何らかの手を打ってくるはず!
頼みますよ,auさん。