カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

「iBasso Audio DX220」購入記(3)〜好みの音質になるか格闘編①〜「iPhone+MOMENTUM True Wireless」との決戦という下克上

さてさて,DX220本来の実力は?

 前回までは,「iBasso Audio DX220」をBluetooth接続のために購入してみた…というとんでもない変態企画をお届けしました。   

 しかし,もちろんそれだけのためというわけではなく,これまで使用してきた「AK120Ⅱ」の代替えという意味合いがありました。 
(AK120→AK320→AK120Ⅱという訳の分からないDAP変遷をしております)

f:id:es60:20190731200643j:plain

 しかししかし,最近ではAK120Ⅱを殆ど使用していません。
 主に使用している「MOMENTUM True Wireless」のレベルがとりづらくて使わなくなったということに加え,
「MOMENTUM True Wireless+iPhone音質に非常に満足してしまっている」
という決定的な理由があります。

f:id:es60:20190731200801j:plain

 前記事では,「MOMENTUM True Wireless+レベルの取れるDAP」だと,iPhoneとの組み合わせの音を超えるのでは…という仮定の下に今回の企画を開始しましたが,その結果としては「❌️」であると,判明しました。
 そこで今回は,
「DX220+有線イヤホンと,iPhone+MOMENTUM True Wirelessの決勝戦」
という位置づけです。

 皆さんは,
「はっ? BluetoothイヤホンとiPhoneとの組み合わせと,高級DAP+有線イヤホンとを比べること自体おかしいんじゃない?」
と思われる方が殆どでしょう。

 そう,自分の好みの音が「MOMENTUM True Wireless」でいいの?…ということを確かめるための最終試験…とでもいいましょうか…。
 自分自身に対しての…。

 だって,現状,
「AK120Ⅱ+高級有線イヤホンで聴いてきた音よりも,リスニングライクな観点でのトータルとしては,MOMENTUM True Wirelessの方が好みである」
という位置づけなのです。自分の中では…。

 高級同士の組み合わせでは,互いの「くせ」がぶつかり合って,
「解像度がバリ高いが,音場が…」
「音場は広いが音に艶が…」
「モニターライクすぎて,聴いていて楽しくない…」
「高音が強くて聴き疲れする…」
「中音のボーカル帯だけが引っ込んで,楽しめない…」
等の問題点が気になり,どうしても「次」を考えたくなるのです。

 もちろんこれに,リケーブル等の調整が加わるのですが,それを加味してもトータルでどうしても満足できない…。

 これがイヤホン沼です。
 残念ながら,私は「最高の組み合わせ」に巡り会えなかったということです。

 そこに登場した「MOMENTUM True Wireless」。
 しかも最上の組み合わせがなんとiPhone。

 「沼」を経由して辿り着いた「トータル性能」重視の観点ですが,「MOMENTUM True Wireless」がもっている解像感,空間表現の巧みさ,艶のある音がなければ達成できないことですし,なにしろそれらがある程度の高いレベルで「絡み合う」ことが絶対条件。
 そして「MOMENTUM True Wireless」はそれをクリアしているのです。

 

 さて,DX220
 このDAPは,そんな私の駄耳を満足させてくれるのか…?

f:id:es60:20190729211520j:plain

 結果次第では「沼」再突入の可能性もありますし,「沼」完全卒業の可能性もあります。

 どうなることやら…。

 

「Westone UMPRO30」でお試し… ノーマル,銅線バランス,銀線バランス

 非常に前置きが長くなってしまいました。
 ついつい思いがほとばしってしまって…。

 今回は,「お試し」の仕方をご紹介し,詳細は次回にしますね…。
 長くなりそうなので…。

 まずは,イヤホン
 数々の高級イヤホンを購入し,満足しきれずに売却し…という黒歴史を重ねてきたわけですが,唯一残しているのが「Westone UMPRO30」です。

f:id:es60:20190731201356j:plain

 かなり以前のモデルですが,2回売却しては3回購入するという,結局どうしても手元に置いておきたかったモデルということになります。
 最後に残したいイヤホンが4万円未満の価格…というあたりも,「沼の深さ」を物語っていますね…。

 ボーカル特化のイヤホンとして定評がありますが,低,高音も無理なく鳴らし切ります。若干高音が苦しい面もありますが,それをカバーしてもおつりが来るほどのボーカルの美しさ…。
 これで,自分が最も重視するボーカル帯の音と,全域とのバランスを聞いていくということです。

 DAPDX220は,AndroidOSと音質特化したMangoOSという2種類のプレーヤーを備えているおもしろい構成です。
 どちらが好みか見極めていきます。

 そして,ケーブル
 何気に最後の決め手になるのはこのケーブルやイヤピースということが多いのがイヤホンの世界。
 DAPやイヤホン以上に影響があるなんて,本当に「沼の素」です。

 今回は,Westoneの3.5㎜標準ケーブル,銅線素材の2.5㎜バランスケーブル,銀線素材の2.5㎜バランスケーブルで試します。

 次回,聴き比べ編に,つづく…。 

 

スポンサーリンク