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乃木坂46 24th「夜明けまでは強がらなくていい」MV解禁!〜4期生の抜擢による「二回り目感」と「未融合感」=新生乃木坂のスタート地点〜

乃木坂46 24thシングル「夜明けまでは強がらなくていい」MV解禁

 乃木坂46の24枚目シングル,「夜明けまでは強がらなくていい」のMVがついに解禁になりました。 

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 曲自体は,個人的には嫌いではありません。
 いかにも「乃木坂46」という曲だと思います。そして,「既聴感」がありました。

 凜として緊張感のある曲調,歌詞…。
 特に,マイナスのバイアスがかかった歌詞を,マイナー調でアンニュイなミディアムな曲調に乗せる…という攻め方は,正に乃木坂46が波に乗り始め,「乃木坂46ならではの曲」を作り上げていった,6枚目「バレッタ」以降の戦略のままに見受けられます。

 トップアイドルに,このようなタイプの曲を歌わせるということ自体,なかなか勇気のいることだと思えますし,それが実際売れてしまうあたり,
「乃木坂46は普通のアイドルグループとは違う…」
と感じたものでした。

 これも,「なかなか自分のことを肯定的にとらえることができない」というメンバーが多かった1期生だったからこその成果であり,乃木坂46の曲が,メンバーの個性と強く結び付きながら成長していった証でもあります。

 個人的には,このような乃木坂46スタイルの曲は,7枚目「気付いたら片思い」で完成したと考えています。
 以前の過去記事にも書きましたが,「最も乃木坂っぽい曲は?」と問われたら,私だったらこの曲を挙げます。

 その後も「何度目の青空か」「命は美しい」などの同じような曲を揃えることで「乃木坂ブランド」を確立していくとともに,人気も不動のものになっていったことは,皆さんもご存知のとおり。
 この時期はカップリング等にも同様の曲調の曲が多く,名作が多いことで知られています。1期生推しである私からすれば,セールスに関係なく,この時期が乃木坂の全盛期であったと信じています。

 さて,本題の「夜明けまでは強がらなくていい」。
 以上の点を踏まえると,様々なことが見えてくるような気がしています。

 

「4期生大抜擢」の意味するところ

 24thシングルの選抜は以下の通り。

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 もちろん最大の注目は「4期生」3人の大抜擢です。
 逃げ水で3期生をWセンターに起用したことがありましたが,今回は若干意味合いが違うのかな…と。

 その象徴が,「白石さんの2列目配置」です。
 恐らくすでに卒業に向けて着々と準備が進んでいるのでしょう。

 今回をもってキャプテンの桜井さんが卒業しますが,ほとぼりが冷めた頃,白石さんの卒業が発表されるような予感もします。
 年末にかけて…?

 そして,1列目で4期生を左右で囲むのが堀さん,齋藤さん。
 言わずとしれた「ポスト白石」の主役です。
 これに3期生の人気メンバーである与田さん,山本さんが2列目の左右に陣取っているのも象徴的。

 そう…。
 これまでも種がまかれてきた「脱1期生」の動きが本格化したのがこのシングルだと私は考えます。
 だからこその「4期生抜擢」と「白石さんの2列目」。
 新生乃木坂46の,本格的なスタート地点となるかもしれません。

 

「二回り目感」と「未融合感」

 しかし,それがうまく機能しているかどうかは正直微妙です。

 前述したとおり,今回のシングルは,「原点回帰」というか,以前の曲作りに戻った感がするわけで…。
 メンバーの若返りに伴って,全盛期の「二回り目」をこなそうとしているようにも見えます。

 乃木坂46は,「マイナー」「アンニュイ」という乃木坂ブランドを確立した曲作りの後,これに「哲学的」という部分を加えながら進化してきたように感じます。
「命は美しい」なんて,正にそれ。

 その後,メンバーの年齢上昇とともに,「人類融合」とでも言いましょうか,「シンクロニシティ」「SingOut!」のような「みんながみんなのために…」という壮大なテーマを取り上げることも増えていきました。

 ただ,今後のメンバー交代で年齢が下がることで,なかなかそのようなテーマを歌うことは厳しくなってくるでしょう。
 恐らくそこで「原点回帰」を狙ったのが,今回の「夜明けまでは強がらなくていい」だったのではないでしょうか?

 「原点回帰」ということは,同時に「既視感」「既聴感」「二回り目感」に陥る可能性があるということ。
 実際今回のMVを観て真っ先に感じたのが,
「んっ? 以前の曲に似ている…」
という点でした。

 年齢に応じなから曲調を変えながらも,いかに
「現在のメンバーのよさを出すか」
を考えなければ,必ずグループは衰退します。
 だって,過去の曲調は,1期生のメンバーだったからこそ…という意味合いが強いですから。

 

 さらに…。
 MVを観ると,4期生3人だけ学生服。
 その他はカラフルで大人っぽい服装です。
 4期生のフレッシュさを前面に出そうという演出だとは思いますが,私はこれ,大失敗だと思います。

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 旧メンバー,特に1期生メンバーの「大人の女性感」と4期生のフレッシュさとが,もろにぶつかっているように思えます。
 半端ない「未融合感」

 グループとして考えたときに,これではダメでしょう。
 アダルト側に寄せるのか,フレッシュに寄せるのか…。
 それなりの調整が必要だと思うのですが,恐らく現在の乃木坂46は,どちらに寄せるにしても無理がある年齢構成,経験の差などが存在しているのだと考えます。

 やりたくてもできなかったのだと…。

 これではますます1期生が居づらくなるんじゃないかなぁ…?

 さあ,これから乃木坂46がどのようにグループを変えていくのか?
 そして,それは「乃木坂ブランド」を守っていけるものなのか?

 非常に難しい岐路に立っていることだけは確かなようです。

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 桜井さん,キャプテンとして乃木坂46を支えてくれてありがとう。あなたの「へぼキャプテンぶり」は,乃木坂46にとって欠かせない緩やかな接着剤となっていました。

 

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 つややかな表情で,今回の曲のテーマである「苦しみ,悲しみからの再生」を演じるメンバー達。ホリちゃん,食べて憂さを晴らすタイプ?

 

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 湯船にぶくぶくと沈み込む飛鳥さん…。今回もやられます…。

 

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 そしてセンターに大抜擢の遠藤さくらさん。
 この絵面…。
 ぐるぐるカーテンのMVのラストカットを彷彿とさせます。

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 儚げな目力…。
 やはり原点回帰…。