iPhoneのバッテリー容量増に伴って…
なんとも代わり映えがしないというか…,現行iPhoneからの技術的な変更点が少なすぎるというか…。
この秋に発表されるiPhoneは,もはや話題にさえ上らなくなっているように感じます。
これに加え,米中の関税の問題,日本の携帯料金の大変革の問題等が絡み合い,恐らく今年の9月は未曾有の「iPhone苦難の発売」となりそうです。
Appleは「昨年度並み」の生産台数を見込んでいるようですが,どう考えても昨年度より売れないでしょう。
そう…。
記録的に売れなかった昨年より売れない…と,私は予想します。
そんな中で,iPhoneⅪ(仮称)の数少ないアピールポイントが「バッテリー容量の増加」です。
これまでは,スリープ時には殆ど減らないiPhoneのバッテリーが,いざ使い出すとあっという間に減っていき…ということが課題として残ったままでした。
最大の原因は,バッテリー容量の不足です。
しかし,どうやらiPhoneⅪではそのバッテリー容量が大幅に増加しそうだという情報は以前お知らせしたました。
個人的には,この「バッテリー容量増」という物理的変化は,多少の技術的な事柄を吹き飛ばすほどのインパクトがあると考えています。
そんな中,そのバッテリー容量増とともに,iPhone内のロジックボードかの配置そのものまで変更になるのではないかとしたレンダリング画像が公開されました。
ちょっと怪しいですが…。
主要基板の「1カ所集中」はあり得るか?
端的にいうと,この記事で紹介されている画像では,Aチップ等の主要ロジックボードがバッテリー上部荷移動し,3眼レンズの真下に配置されると予想されています。
これに対して,これまでのiPhoneでは,以下の画像のようにバッテリー横にロジックボードを縦長に配置しているわけです。
そして,前掲の7/9の本ブログの記事では,この配置の基本は変えず,ロジックボードの横幅を狭くし,その分バッテリーの幅を拡大する形で配置した予想画像をお伝えしました。
それがこちら。
ロジックボードの回路を高精細化することで「横幅分」を稼ぐという考え方は,比較的無理がないように感じます。
私は従来からの予想画像を支持します。
今回の配置図では,まずもって「Face ID用カメラ」のスペースの高さを取り過ぎているように感じます。
また,素人考えで根拠はありませんが,「レンズ」「Aチップ」「その他の主要回路部」という重要部分を,今回の画像のように「1カ所集中」で配置するということはあり得るものでしょうか?
特に本体上部というのは,落下時の衝撃が最も大きい部分でしょうから,避けるものなのでは…と,単なるイメージとして考えたりもします。
また,これまでに報じられている容量の増加分の「容積」を考えたときに,今回の画像では極端にバッテリーが大きくなってしまうのではないでしょうか?
結構iPhoneⅪに気持ちが傾いています…
私,この不人気なiPhoneⅪに気持ちが傾いています。
要因は,イヤホンを「MOMENTUM True Wireless + iPhone」という体制で恐らく今後利用していくこと,また,radikoの利用を始めたことです。
そもそも使用方法が変わっていくことになりますので,バッテリーもちがこれまで以上に重要となってくるわけです。
先にも述べたとおり,これは「新しい認証システム」「新しい通信方式」以前の,スマホを利用する末での最も基本的な部分です。
どうしても「iPhone」という選択は外せなかった身からすれば,一大改革。
これに加え,ストレージの拡大も噂されていますので,本格的にiPhoneで音楽を聴くことになれば更に強い味方となります。
皆さんにはマイナーなiPhoneⅪかもしれませんが,現在の私にとっては非常に魅力的に映るのです…。