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AVIOT 「TE-BD21f」レビュー⑥ 「AVIOT」総括編〜この会社のダイナミックドライバー式ハイエンド機を聴いてみたい!〜

「AVIOT」という会社を考える

 ここまで,「AVIOT」のフラッグシップ機である「TE-BD21f」のレビューを重ねてきました。  

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 結果として,これまで私の中で絶対的な存在であった「MOMENTUM True Wireless」の弱点を顕在化させ,さらに丁度その弱点を補填する性質をもっていたのが「TE-BD21f」でした。

 当然,「MOMENTUM True Wireless」のジャン展を補填する上で,総合的に同等のレベルのポテンシャルをもっていたイヤホンということになります。

 2万円弱の価格帯でこの性能は,驚愕に値すると考えます。
 完全ワイヤレスイヤホンという範疇にあっては…。

 しかし,本機の発売に関しては,直前の発売延期があったり,パッケージングがあまりにチープだったりと,今後AVIOTが,企業レベルで向上させていかなければならないことが多々あるようにも感じました。

 今回は今後の期待も込めて,AVIOTという会社に提言させていただければと思います。

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「シンプル」と「安っぽい」は違う…企業としての立ち位置を問う

 まずもって,「シンプルと安っぽいは違う…」ということは,私のような素人が言わなくても分かることだと思います。

 AVIOTという会社が,安価ながらも高音質・高性能なイヤホンを世に問うているということは承知していますが,それにしても今回の「TE-BD21f」のパッケージングのチープさには若干引きました。

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 まずもって「紙の質」がよろしくない。
 一見,一触して「これは…」と思わせるということは,かなりお安く仕上げているのでしょう。
 パッケージにお金をかけすぎて本体価格が上昇するのであれば本末転倒ですが,安価にするならするで,もう一工夫できるのではないでしょうか?

 紙以外にも,透明フィルム,内部のスポンジ…どれをとっても同じように感じるというのでは,企業としての品格が問われるのではないかと考えます。

 同様のことが,他の観点からも見えます。
 開封編でも書きましたが,箱の裏表紙に書いてある注意書き。
 イヤホンとの出会いの瞬間を台無しにする演出…。なぜ箱の裏だったり,取説に書いたりしなかったのでしょうか?
 書けばいいってもんじゃありません。

 逆に,肝心なことを何も書いていないのがその取説。
 耳への挿入の仕方,充電器への入れ方等,結構大切なポイントが抜け落ちていました。
 国産の電化製品で,ここまで情報量の少ない取説は見たことがありません。

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 かといって,ゼンハイザーのように,自社サイトにダウンロード用の詳細な取説ファイルを用意しているわけでもありません。

 もう少し,ユーザーの立場に立って考えようとする姿勢が必要なのではないでしょうか?

 

急成長の意味が分かる音質へのこだわり

 反面,AVIOTが急速に存在感を増している理由も分かりました。

 徹底したハイコストパフォーマンス機へのこだわりです。

 まずもって値段は度外視しても,「TE-BD21f」の音質は高く評価できるものです。
 しかもそれが2万円以内。
 フラッグシップ機でもしかも「ハイブリッドトリプルドライバー」という野心作がです。

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 こんなことをされたら,「音質こそ絶対的な正義」であるこの世界では認めざるを得ない部分もある訳です。

 しかし,今後ともAVIOTが安定した人気を保っていくためには,より謙虚になり,改善していくべき点は早急に改善していこうとする姿勢が望まれるのは当然のことです。

 高級路線に走るということではなく,企業として「相応の品格」をもてるように…ということです。

 私,AVIOTの「フラッグシップダイナミックドライバー機」を聴いてみたいです。
 AVIOTが,ダイナミックドライバー一基搭載で,「3〜4万円」程度の機種を発売するとしたら,一体どんな音になるのか…。

 ただでさえ,外国の老舗企業に押されがなこの業界。
 是非とも国内企業が世界中をあっと言わせるような展開を見てみたいと思います。