Qi充電を行うとデバイスが熱くなる?
以前,AirPowerの代替に,「AirUnleashed」という3連Qi充電器を購入したことを記事にしました。
しばらくは快適に使用していたのですが,どうも各デバイスの発熱が大きいことに気付き,現在はメインでは使用しておりません。
特にApple WatchとAirPods。
本来であれば,満充電になった後は充電がストップし,デバイスの発熱も治まってくるはず。
私は基本的に就寝時に充電器にセットするようにしていますので,朝には各デバイスの熱が引いていて欲しいのですが,この「AirUnleashed」ではそうなってくれないのです。
原因は詳しくは分かりませんが(過充電になっているかどうかが一番心配です),朝の段階で充電器を触ってみると,充電器そのものが熱を帯びているのです。
というか,本体のケーブルをAnchorのクイックチャージャーに接続している段階で,デバイスを載せていなくても若干熱を帯びているようなのです。
満充電後にケーブルに挿しっぱなしで置くことや,熱を帯びるような状況下での充電が,デバイスに悪影響を及ぼすことは当然知っているわけで,せめて充電後は熱が下がってもらわないと心配になってしまいます。
そんな折,Qi充電でバッテリーの寿命が縮む…というショッキングな記事が来ています。
やはりQi充電は発熱量が大きい!
まず結論からいうと,やはりQi充電では,通常のケーブル充電と比較して発熱量がかなり大きいようです。
記事内の検証結果よると,対Lightningケーブル経由と比較すると,なんと「7度」も表面温度が高くなったそうです。
原因としては,
「Qi充電器とデバイス両方が熱をもち,放熱が不十分になる」
としています。
理屈としては分かりますが,私は「満充電後」に熱を帯びていることが最も気になります。
充電時に多少熱を帯びても,充電が終わったら完全に充電器側との接触を切って欲しいのです。
構造的に無理なんでしょうかね?
現在,Watchに関しては,純正の充電器に戻しています。
この純正充電器でも,時々朝になっても熱を帯びていることがあるんですよねえ。頻度が「AirUnleashed」とは全く違いますが…。
同時に,Qi充電器もAmazonで評価の高い以下のものに買い換えました。
iPhone側の発熱はかなり収まったような感じ。
しかし,Apple Watchの発熱は相変わらずです。
Apple Watch側の充電システムが特殊なものであるということを聞いたことがありますが,それが悪影響を及ぼしているのでしょうか?
でも,これでせっかくQi充電対応のAirPodsを購入したのに,結局はLightning経由で充電することになったら,相当間抜けですね…。
皆さんのAirPods,発熱してませんか?
当然ケアはしていきます!
記事内には,バッテリーケアの対策についても書かれています。
適切な温度下で充電する。
充電器のコイルとデバイスのコイルの位置をなるべく合わせる。
充電中はなるべくデバイスを使用しない。
ケースをわざわざ外したり,冷却ファン付きの充電器を使用する…まで行くと,そもそもQi充電使用をやめた方がいいと思いますので,そうならないような対策を,メーカーでかんがえていただきたい。
だって,より手軽に,便利に充電するためのシステムが「Qi充電」のはずですから…。
そして考えます。
「AirPower」が発売されていたら,どのような充電になっていたのか…ということを。
Apple純正のQi充電器でも熱を帯びるようだったら,
「これがQi充電の限界だ…」
と諦めることができたのに…。
しかし,この「熱対策」ができなかったことによる「開発中止」だとすれば,Qi充電の限界というものも超えてくるような気がします。