「HomePod」で何をする?
前回は,「HomePod」に期待することを書きました。
「浸れる音楽空間」がつくれればいいなぁ…,と期待しているところです。
さて,今回は,そんな「浸れる音楽空間」で何を聴きたいのか…という点です。
あっ,ちなみに,私,基本的には「HomePod」を,
「Appleデバイスとの連携がいい音楽スピーカー」
として捉えていますので,Siriを使って…というようなスマートスピーカー的な用途は重要視していません。
AppleMUSICの曲選択くらいは使うかもしれませんが,それ以外だったら,もしSiriを使うにしてもiPhoneで使用すると思います。
まあ,これは実機と対面しないと分からないことではありますが…。
現状,私が想定しているのは,「ストリーミングでの音楽」と「radiko」の再生です。
構えず,音楽と一体になれる環境づくりを…
前回,音楽を分析的に聴く場合は,iMacの横に配置している「YAMAHA NX-N500」を利用すると書きました。
しかし,iMacでの作業中にBGM的に聴きたいときなどは,音量を絞っていても前面からの音に耳が行き,なかなか集中できないことがあります。
しかし,「HomePod」を部屋の背面側に2台設置すれば,「BGM的に…」という要素はだいぶ補ってくれるはず。
更に,さほど分析的に聴きたくないような場合にはあえて「HomePod」で再生し,ワークチェアの向きを反転させてリラックスして聴けるような環境もつくれます。
書斎の前後面それぞれに性格の異なったスピーカーを配置することで,「音楽を聴く上でのONとOFF」をつくり上げる…。
いかがでしょうか?
私の野望。
そして,「HomePod」で再生するのは「ストリーミングの音楽」と「radiko」。
あくまでも快適な音楽空間づくりのための「HomePod」ですので,流すコンテンツも気軽に聴けるものを…。
前回の記事で書いた,「HomePodの音空間づくり」のワザがどの程度なのか,それがキーになりますね。
是非とも「立体的」な音であって欲しいと願っています。
「AppleMUSIC」で我慢できるか?
最後にストリーミング系サービスの選択について。
非常に分析的に聴くと,iPhoneにWAVで取り込んだ曲とストリーミング系の曲との音質差は感じます。
しかしこれ,こだわらない人には全く問題がないレベルですね。
むしろ,各サービスごとの音色の違いが非常に気になります。
「HomePod」導入を決意してから,大手3社の音色を無料利用期間を使って聞き比べてみました。
結論からすると,私の好みの順に,
「AmazonPrimemusic > AppleMusic >> Spotify」
となります。
一般的に高音質といわれるSpotifyですが,私の耳には全く合いませんでした。
その理由については後日の記事にまとめたいと思いますが,今回これまで敬遠していたAppleMusicの3ヶ月無料登録も行いました。
何故敬遠していたかというと,例の,
「これまでのWAV音源と,AppleMusicの曲との混在」
がイヤだったからです。
もちろんiPhoneの端末やMacのiTunesには元のWAV音源を残しているわけですが,一旦iCloud同期をかけてしまうと,iPhoneにWAV音源を入れる際,iPhoneのAppleMusicのダウンロードした曲が一旦消えてしまうようでして…。
(従来のiTunes経由での同期をかける際に,AppleMusicのiCloud同期を切断しなくてはならないため。めんどくさい!何でこんなことをするのでしょうか? ユーザーに選択権を与えないAppleは傲慢です! この点については許せない!)
音質もAmazonPrimemusicの方が好きでしたし,WAV音源との同期に手間がかかることを承知で,一旦AppleMusicを試してみようと考えたのには訳があります。
それは,
「MacOS Catalina,iOS13以降,AppleMusicで配信される曲が,ロスレス音源化され,更に高音質になる」
という情報があるからです。
現在の音質に更に磨きがかかれば,WAV音源と遜色なくなるのでは…というもくろみです。
この「Apple Digital Masters」と,他のストリーミング系サービスに関しては次回…。