湊かなえ「落日」 迫力の黒と赤
湊かなえさんの最新刊「落日」が到着しました。
タイトルの「落日」を象徴するかのような赤と,恐らく本作の主題となる過去の事件に関する登場人物の心の闇を描いているであろう「黒」。
そのコントラストが異様なまでに引き立つ面構えをしております。
まだ読んでおりませんので,具体的な内容は分かりませんが,以前に断片的な告知からその内容を想像した記事を書きましたので,よろしければご覧ください。
「後悔」と「再生と」
帯の裏がこちら。
15年前の一家殺害事件を知る脚本家と映画監督。
互いに何を知り,何を隠し,何に気付かずにいるのか?
いつもの湊流「イヤミス」の香りが,匂い立つように漂いますね。
しかも,「衝撃&感動作」というキャッチがありますので,前作「未来」のような,「絶望のみ」という終わり方にはならないことも示唆しています。
「後悔」を抱えながら「再生の道」へと進む様子が,どのようなストーリー展開で綴られるのか,非常に楽しみです。
いつものごとく,読むのは週末までお預けですが,今週末は土曜日に仕事があり,いつもより1日読み始めが遅れそうなのが残念…。
読み終わったらまたレビューさせていただきます。
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