「これでもか」の微調整機能
「腰痛対策」として購入したHermanMillerの「ミラ2チェア」のレビュー第4弾。
今回は,その微調整機能について。
「腰が痛い」ということは,身体のどこかがゆがんでいる…ということでして。
これ,本人が一番自覚していることです。
そして,それが恐らくは一人一人全く事情であるということもやっかいです。
さらに…。
下手をすると,その日,そのときごとに微妙にゆがみや痛みの様子が異なることもあり,もはや自分でも自分の身体を持て余してしまうことになるわけです。
この点に関してHermanMillerが出した答えは「微調整機能の多様化」です。
考えつくありとあらゆる場所の微調整が効くことで,「唯一無二」の椅子に近づけようとする意図がビンビン伝わってくるほど。
では,「何が」「どの程度」調整できるのかについて,ご紹介していきましょう。
覚えきれないほどの…
購入すると,当然取扱説明書が付いてきます。
元々の英語版のものに加え,日本語版の丁寧なものまでが添付されますので,安心です。
もちろんネット上でも等々のものを調べることはできますが,さすがに面倒ですし,多岐にわたるので面倒かと…。
調整可能なのは以下の部分。
①座面調整
・シートの高さ
・座面奥行き
・前傾チルト
②リクライニング調整
・リクライニングの硬さ
・リクライニングの範囲
③アーム調整
・高さ
・奥行き
・角度
・幅
④ランバーサポート調整(腰椎にあてがう器具)
・上下の位置
・サポート力の強弱
以下に,画像で簡単に補足していきます。
座面右側。
レバーは上下。よくある油圧式のパターンのやつ。
丸いダイヤルは,リクライニングの硬さ調整用。
これが座面左側。
手前のレバーが前傾チルト用。
奥側のレバーがリクライニング幅の調整用です。
この椅子を使用して,リクライニングの大切さがよく分かりました。ぴったりと身体に吸い付くように追従する感覚。未だ最適な調整を模索中ですが…。
座面手前に手前のへり部分だけを折り曲げられるようになっている部分があり(肋骨のような形の骨組みが見えます),手動で動かします。内ももへのあたりが楽になります。
このアームレスト部分が実によくできていて,高さ,幅,角度が自由自在に変えられます。キーボード入力時,手書き時等,腕の角度の違いに手軽に対応できます。
背面のランバーサポート。
左右のレバーを緩めると,上下に移動できるようになります。
適当な場所でレバーを絞っていきますが,深く絞ると内側までサポートが食い込んでくるように調整されています。
背骨,腰椎へのケア…。腰痛もちにとってはここが大切!
腰痛に効くのか? ただいま絶賛模索中!
素晴らしい椅子であることは分かります。
後は,「腰痛に効くか」という点…。
背骨が無理のない範囲で伸びるような感覚はありますが,新しい椅子ということで,これまで気にならなかった部分に張りが出ているという現実もあります。
座っているから痛くなる…ということはなくなったようにも思いますが,「高価な椅子」という刷り込みから来るものかもしれませんし…。
こればかりは,数ヶ月単位の試行錯誤の期間が必要でしょうし,効果の出方も,本当に少しずつ…ということになるであろうことは覚悟しています。
果たして効果はあるのか?
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