iPhone11の製造コストは10%低下?
いよいよiPhone11の発表が間近に迫ってきました。
ApplePencil対応…という夢を見た期間もほんの数日ほど…。
現実はなかなかしょっぱいっす!
とはいえ,3眼レンズ,バッテリー容量増,ストレージ容量増という物理的なグレードアップが効いているのも事実です。
しかし…。
実際の製造コストは「10%」ほど低下しているようで…
関税引き上げへの対抗策か?
まずもってiPhone11の製造については,これまでのiPhoneXSと70%の部品が共通という土台があります。
記事によると,これに加え,世界的なメモリ価格の下落などの要因も絡み,iPhoneXSの製造コストに比べて10%ほどコストが下がるということです。
今年に入ってMac関連のSSD価格が大幅に下がっていることから,iPhoneの内蔵ストレージも同様に価格が下がっていることが予想されますね。
これまでの64GB始まりから,128GB始まりになることが予想されているiPhone11Proですが,Appleからすると,別に無理したわけではなく「可能だった」ということなのでしょう。
それで…。
われわれユーザー側からすると,
「コストが下がった分は本体価格を下げて欲しい」
分けです。
しかしAppleの判断は「価格据え置き」です。
記事に書いてあるその理由は以下の2点。
私もこの考えを全面的に支持します。
①一度上昇させた価格を下げにくい
どんどん高価格化が進むiPhone。
その中で,今年コストがたまたま安くなったからといって価格を下げてしまうと,来年度再度上昇させた際のユーザーの心証も悪くなります。
それよりだったら,毎年の若干のコスト変化をすぐさま価格に反映させるような手は取らないということなのでしょう。
いかにもAppleらしいやり方ですが,ずるさも感じます。
恐らく今後も,ちょっとでもコストが増えたら「すぐさま価格をつり上げる」という手法をとることは明らかだからです。
「下げには厳しく,上げには甘い」では,それこそ心証がよろしくありませんけど…。
②「対中関税のアップ分」を相殺?
こちらもズルイ!
これまでは,仮に12月に中国との関税合戦の末にiPhoneに関税が課せられるようになっても,その分は「Appleが負担して価格上昇はさせない」という,何か美談のような展開が報じられていました。
しかし…。
何のことはない…
「当初から完全分のコストカットができていた」
ということなのですね。
いや〜,Appleの親心に感動していた自分自身がバカらしくなります。
ですよね〜。Appleが,こと価格面に関してユーザー側に下りてきてくれることなんてあり得ませんよね〜!
さて,iPhone11…どうする?
まあ,価格据え置きでバッテリー,ストレージが増えるのなら,何か許してしまいそうです。この時点で,アップル嫌いの方々からは批判を受けそうなダメダメさ加減ですね。自覚はしております。
さて,いよいよ決断のときが迫っています。
iPhoneの使用方法の変化から,iPhone11Proのバッテリー,ストレージの強化に大きな魅力を感じている,ということは,これまでも本ブログで繰り返し述べてきました。
ApplePencil対応があれば鉄板なのですが,こちらは期待薄。
さあ,どうする?
突入するのか,俺?