消費電力を抑える「Firefox Nightly」!
MacOS Catalinaのデビューも近く,iOS13ではダークモードが話題のひとつになっている昨今…。
「バッテリー効率」や「画面の見え方」,あるいは双方の相乗効果に関しては,非常に関心が高まってきています。
私個人としては,どうもディスプレイからの刺激に弱く,これまでは輝度を抑えたり,Macでは「f.lux」のようなアプリでブルーライトを抑えたりしてきたことは,これまでもお伝えしてきました。
また,Macにおいては,「Dark Reader」というアプリでSafariの画面を強制的にダークモードにしております。
当初は「Nightlight」というプラグインアプリを使用していましたが,OSのアップデートで不具合が多発するようになり,こちらに切り替えました。
もう,「Dark Reader」なしではWeb閲覧できないくらいに,「ダークモードSafari」での生活にどっぷりハマっています。
目の疲れが全く違います。
全ての方に強くお薦めしたいです。
そう…,時代的に「ダークモード対応」が叫ばれている中,ブラウザだけは行き遅れているのです。
その要因は,「WEB表示上の背景の色は,Web閲覧アプリではなく,ウェブページ作成元の設定に委ねられているから」ということのようです。
Appleがどれだけがんばっても,Safariのタブ等の一部を黒にするのが精一杯で,YouTubeやTwitterのように,配信元が「ダークモード」に切り替えなくてはらちがあかないということのようなのです。
そんな中,あのWeb閲覧アプリ「Firefox」から,消費電力を大幅に抑えるバージョンが発表されるようです。
その名も「Firefox Nightly」。
ダークモードへの対応はいかほど?
内部エンジンの変更だけ?
いや〜,いいですね。
雰囲気あります。夜版のキツネ君の画像。
この「Firefox Nightly」ですが,記事によると,
「Core Animationを使用することで,1ページあたりの消費電力を7ワット〜8ワットにまで抑えることができます。Core Animationとは,macOSを構成するミドルウェアの一種で,ユーザインタフェース表現用のアニメーション処理をサポートします。」
とのこと。
つまりは,内部エンジンの改善によって消費電力を抑えているということなのですが,本当にそれだけなのでしょうか?
期待したいのは,「画面のダーク化を推し進めているのでは…?」という点です。
全くの不勉強で申し訳ありませんが,従来のFirefoxにもプラグイン等を介して「Nightlightモード」にできる機能はあるようです。
今回の「Firefox Nightly」の紹介ページにも,以下のような画像がありましたので,切り替え機能は有している模様。
あとは,「どの程度効くか…」という問題です。
単純な感想として,「消費電力を1/3に下げるのであれば,内部エンジンの調整だけではなく,ダークモードへの対応を推し進めた上での結果なのでは…」と勝手に予想しているのですが,全くの的外れだったらごめんなさい。
多分に「願望」が込められております。
以前から提案しておりますが…。
ネット業界が一致団結し,全てのウェブページがダークモード対応となるような仕組みを作っていただければと願います。
Web閲覧アプリなのか,それともウェブページ作成上でのひと手間なのか…。
世界的に統一の規格でも出来上がれば,喜んで協力させていただくのですが…。
やはり難しいのでしょうかね?