MacBook系のタイピングには「傾斜」が重要!
以前,MacBook Pro(Late2016)を使用している際に,そのフラットなキーボード面のために傾斜がつかず,タイピングが非常にやりづらいということを書きました。
その解決策として使用してきたのが「フォルダブル」です。
「紙で支える」というコンセプトに戸惑いながら使い始めましたが,和紙でできており,立体的に折り込んで組み立てるために非常に強度が高く,そのコロンブスの卵的な思考に驚きました。強くキーを叩いても微動だにしません。
また,適度な角度がつき打ちやすくなったのはもちろん,耐久性もバッチリ。
もちろん端っこなどは和紙特有の若干のほつれのようなものは見られますが,使う上で全く問題がありません。
一番心配していた「折り目」の傷みもなく,普通に使ったら本当にしばらく使い続けられそうです。
さて,この春に思い切ってMacBookPro15インチに買い換えたのですが,予想していたとおりに,若干の不満が生まれました。
画面のサイズアップとともに,筐体の奥行きが増したことで,これまでの13インチに比べて,フォルダブルでかさ増しできる「高さ」では足りなくなってしまったのです。
つまり,13インチに比べて「角度が浅くなってしまった」ということ。
これによってタイプミスも結構増えてしまい,ややストレスが溜まってきておりました。
何かフォルダブルの代わりになるものは無いか…と探している過程で,再度「フォルダブル」のHPを訪ねてみたところ,なんと結構前に「フォルダブル2」なる第2世代が発売されていたということが分かりました。
Macだけではなく,スマホやタブレットも支えられるように多様化したモデルのようですが,一見高さが増しているようにも感じられました。
そこで,メーカーに問い合わせてみることに…。
僥倖! 高さがアップしている!
メーカーから送られてきたメールがこちらです。
これは!
僥倖です! 高さが増している!
この時点で購入決定です。
「1ヶ月待ち」となっておりましたが,実際は5日ほどで手元に届きました。
実際の商品がこちら。
シンプルながら,品のあるパッケージは相変わらず。
折り方が異なりますので,「折れ目」のデザインも異なりますね。
この商品,なかなか折り方が複雑ですので,当初は戸惑うことになります。紙自体も癖がついていないため,分かりづらくなるんですよね…。
新旧の製品を並べるとこんな感じ。
横幅は「2」の方が短いですね。
肝心の高さを比較すると…。
見てください,この違い!
メールでは「8㎜」の違いと書かれていましたが,私が測ったところ「1㎝」の違いがありました。
旧型は「3.5㎝」の高さ。新型は「4.5㎝」の高さ。
Macの奥行きで考えたときに,「1㎝」の違いはかなり大きいです。
実際に15インチで使ってみるとこんな感じ。
素晴らしい!
高くなったのがしっかりと実感できるほどの違いがあります。
「13インチ+旧タイプ」のときよりもやや高い印象です。
大変打ちやすいです!
選択肢の一つとして…
MacBookの高さを稼ぎたいという思いをもっているユーザーは結構多いでしょう。
モバイル性を考慮すると,ばかでかいスタンドではいけないでしょう。
となると,小型の二個組みのスタンドを持ち運ぶか,Mac裏面にフラップ式のスタンドを取り付けるかということになってしまうしょう。
個人的には,せっかく美しいMacの筐体に,フラップを取り付けるということ自体に大きな抵抗があり,実行に移せませんでした。
また,以前にご紹介した2個組みの小型スタンドは,どうしても設置位置が定まらず,断念した経緯があります。
今回ご紹介した「フォルダブル」。
薄い1枚の紙として持ち運べますので,Macを入れるケースにかさばらずに収納できますし,重さも殆ど感じません。
13インチであれば,通常の「フォルダブル」。
15インチであれば,今回の「フォルダブル2」。
少々高額にも思えますが,その耐久性を考えると,満足できる逸品です。
皆さんも試してみてはいかがでしょうか?
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