不安視はしていたが…
先日は,Apple WatchSeries5の最大かつ「唯一」ともいえる売り,「常時表示ディスプレイ」において,その「見え方」と「レスポンス」に課題がある…ということを書かせていただきました。
Series4とチップ性能も,筐体デザインも,本体の機能も全く一緒ということで(ストレージが16GB→32GBと倍増したが),この「常時表示」に不満が残るのはある意味致命的ともいえる状況。Series4を使用している方は,無理して買い換えなくてもいいとも思える出来だと,私個人は感じています。
しかしまあ,「常時表示」という一定の評価ができる新機能がつきながらも,「バッテリー消費に関してはSeries4と同等」に抑えていると,Appleが主張していることで,
「それだったら,まあいいか…」
と納得していました。
「本当にバッテリーもちは大丈夫なの?」
という思いも抱きながら…。
どうも様子がおかしい。
まだ使用して2日ですが…。
バッテリーの減り,明らかに悪化してませんか?
ぐんぐん減っていくのですが…
9/20,Appleより到着。
帰宅後に各種設定を終えその日はそれで終了。
翌9/21。
ちょっと遅めの起床。満充電のApple WatchSeries5を午前8時に装着。昼前頃から違和感を感じ始めます。明らかにSeries4のバッテリー数値よりも早く減っているのです。
12:35の状態がこれ。
すでに16%減っています。
特別いじくってはいませんよ。盤面設定は前日に行いましたが。
この日特別にやったことといえば,Apple Payのためのカード登録くらい。登録とはいえ,Series4に登録していたものの移行ですので,各カードごとにセキュリティー番号を入力したくらいです。
これはまずい…ということで,追跡調査することに。
以下,スクショをとった順に並べていきます。
ヤバすぎです!
これまで,ワークアウトを結構がんばった日でも,私の使い方では50%を切ったことはありませんでした。
それが一気に30%切りの「記録更新」です。
試しに,本日22日の記録もとってみました(本記事アップ直前分まで)。
今日は一日中家にいたため,バッテリーの減少具合を考えると「最低ペース」だと言えます。この間Watchで音楽も聴いていませんし,もちろんアクティビティもしていません…。
Series3のCellularモデルをiPhoneと接続しないで単独利用していたときのような減り方…。これはまずいです!
明らかに減り方が尋常ではありません。
初期の症状か,それともこれが実力か?
iPhoneなどでも,まっさらな状態の時より,数日経ってバッテリーが落ち着いてからの方がバッテリーもちがよくなるということがあります。Watchのこの状態が,「バッテリーがこなれていないため」によるものなのか,それとも「これが実力」なのか,非常に気になります。
恐らくは,これが「実力」だと思いますよ!
前述したように,私の利用方法としてはそれほどハードに使うこともなく,Series4では,1日で50%を切ることはありませんでした。大概は60%台で収まる範囲。
しかしSeries5の2日目,3日目は上記のような具合です。
Appleとしては,「常時表示機能」を搭載しても,優れた省電力化により,Series4の「18時間駆動」と同数値を実現したことを謳っていました。
この「18時間」というのは現実的な使用時間ではなく,Series4では無理しなければ2日ほどの利用は可能となっていました。スリープ時の時間等を加味することになるからです。
「常時表示」機能をオンにした際,本当にSeries4と同等の効率で駆動されているのか,今後の使用で明らかになっていきますが,もし「謳い文句に齟齬」があるようであれば,今回のSeries5は「失敗」と叩かれることになるかもしれません。
ただでさえ目新しい新機能はありませんので…。