iPhone11シリーズは売れている?
あまりの代わり映えのなさに「鉄板の不人気機種」という予想もされていたiPhone11シリーズでしたが,何と,意外にも健闘しているようです。
予兆は予約開始時からありました。
昨年度のiPhoneXSシリーズでは,iPhoneXRの後発ということも関係したかしれませんが,AppleStoreでの完売の動きが史上最悪といっていいくらいに悪かったですよね。
多くの機種でなかなか完売状態に至らず,色によっては予約開始後数日経っても余裕あり…というモデルもありました。
しかし今年のiPhone11シリーズは,例年のごとくMaxの大容量モデルから瞬殺の状態。新色の「ミッドナイトグリーン」も好評で,iPhone11Proのゴールド以外は当日中に完売となっていました。
iPhone11に関しては予約開始当日では余裕があったものの,順調に当日渡しができない機種を増やしていきました。
昨年度のiPhoneXRが単独で予約開始を始めた際は,iPhoneXS同様に出足が鈍かったことを覚えていますので,昨年と比べると総じて好調だったようです。まあ,昨年があまりにもひどかったと捉えることできますが…。
そして,この動きは何も日本だけではないようで…。
多くの有名アナリスト達も,販売台数の上方修正を余儀なくされているようです。
発売当日のヤマデン店員の話…
個人的にはこの結果,予想していました。
iPhoneの発売日,いつものヤマデンに機種変しにいった際,
「今年のiPhone11シリーズの売れ行きはどうですか?」
と尋ねると,
「我々も驚いているのですが,昨年のiPhoneよりも多くの予約をいただいています。今日も機種変の予約が間に合わず,明日に回っていただいたお客様がたくさんいらっしゃいます。」
との返答があったからです。
実は昨年も同様の質問をしていたのですが,
「いや,もうひどいもんです…」
という内容でした…。
一体何が人気の理由なのかと考えてみたのですが,未だに根強い「2年で機種変」という慣習や,3眼カメラの目新しさ,iPhone史上最高ともいえるバッテリー強化等,多様な要因が重なり合ったのだと考えます。
「これ」という強い変更点はありませんでしたしね…。
それにしても結構意外な現象です。
来年は大人気確定?
来年,2020年は,デザイン的にも大変革が予想されています。
また,「5G化」「ノッチレス」「TouchID内蔵ディスプレー」等,相当強い要因が予想されています。
2021年になるかも…という技術もありますが,それにしても話題としては今年以上に豊富であることは間違いありませんので,さすがに人気は高まるでしょう。
今年を無難に乗り切ったとなると,来年まではある程度安泰なiPhone人気となりそうです。
今後,iPhone11シリーズの勢いが急降下しないことを願いたいものです。