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MOMENTUM Wireless(第3世代)レビュー②〜取って出しの音質,ノイズキャンセリングの効果編〜

「MOMENTUM Wireless」の音質,ノイキャン具合はいかが?

 個人的に敬遠してきたノイズキャンセリング機に挑戦,ということで,ゼンハイザーの「MOMENTUM Wireless」を導入しました。
 前回は「開封,ペアリング編」ということでお伝えしましたが,今回は「取って出しの音質,ノイキャンの効き」編です。  

 前回も書きましたが,私が過去に使用したゼンハイザーのダイナミックドライバー搭載イヤホンは,その「取って出しの音」が実にひどいものばかりでした。「MOMENTUM True Wireless」のときにも書きましたが,「音」として成立していないほど…。 

 当時の記事には,「絶対的な低音の弱さ」「低・中・高の繋がりの悪さ」「平面的な音」という3点を欠点としてあげています。
 しかしこれ…。
 現在感じている「MOMENTUM True Wireless」の長所そのものなのです。エージング後の「MOMENTUM True Wireless」の印象は,艶ややかな低音をベースに,ダイナミックドライバー特有の繋がりのよさと豊かな音場が奏でる立体的な音が特徴なのですから。

 初聴きでどのような音が飛び出しても,少なくとも10時間以上のエージングを経ないと,機器の実力の10%も出ないのがゼンハイザーのイヤホン,ヘッドホンの特徴だと考えています。

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 さて,その取って出しの音質,そしてノイキャンとの兼ね合いはどうなっていたのか…。

 

痩せた低音が目立つが素性は悪くない

 初聴きは,最近のお気に入りの「あいみょん」を中心に。

 まずもって感じるのは,痩せた低音が目立つということです。ペコペコしている低音がベースとなっており,中・高音はややマスクがかかっている感じ。
 「IE800」や「MOMENTUM True Wireless」で感じた,ピーキーな高音の暴れぶりは全くありません。ここら辺がイヤホンとヘッドホンの違いなのかな…と,少々驚きました。

 しかし,素性は悪くないような気がします。
 マスクがかかっている,ベールがかかっている…という印象はありますが,中・高音とも量的には十分出ています。低音が目立つと書きましたが,ペコペコしてして決して「強くて耳障り」という感じではないので,やや低音寄りのフラットといっていい音質傾向です。

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 初期状態の「MOMENTUM Wireless」で最も欠けているのが,「解像感」です。
 「IE800」,「MOMENTUM True Wireless」ともに,エージング後はBA機を凌駕する解像感を発揮しますので,最大の課題がエージングでどの程度解像度が増すのか…という一点にかかっているという印象ですね。

 上記の「低音寄り」という観点は,ゼンハイザーアプリのイコライザーで幾分改善されることを確認しています。後は現在の「音のベール」が取れるかどうかです。

 急げ,エージング!

 

自然で,ある程度の効きが期待できるノイズキャンセリング

 最後に自身初のノイズキャンセリングについて。
 今回はノイキャンの強度が最大の通常モードについてです。

 まず特筆すべきは,
「ノイキャン臭さが殆どない」
ということ。驚きです!

 SONY機を試聴した際には,ノイキャンが最強であることと裏腹に,いかにもという波長を感じるとともに,ノイキャンの世界に閉じこれられているという強烈な違和感を感じました。音もベールかかりまくりの「オーディオ」の範疇では考えられないものと私は判断しています。

 しかしこの「MOMENTUM Wireless」には,その不自然さが全くといっていいほどないのです。何度かノイキャンのON・OFFを切り替えてみましたが,ノイズの量以外の音質に影響は感じませんでした。SONYでもBOSEでも果たせなかった異次元のノイキャンです。

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 ノイキャンの効きは,SONY,BOSEと比べると劣ります。
 特に高音側。SONY機でも若干聞こえていた女性の話し声,女性ボーカルの音などは,「ノイキャン効いてる?」と確かめたくなるほど入ってきます。あっ,曲をかけない無音状態のときのことです。

 しかし,中・低音側の音域ははっきりと分かるくらいの効果があります。音楽をかけていない状況でも外音が入ってきません。ですから,よく言われる電車の振動音や飛行機の飛行ノイズ等にはものすごく効果があるのでは…と予想されます。

 レビューで見た「SONY機には劣るが,かなり効く」という表現は,正に的を射ているように感じました。
 実際の外での使用具合に関してはこれから試してみますが,全くもってノイキャンを感じさせない効き方で結構外音をシャットアウトしてくれるMOMENTUM Wirelessは,新機軸のノイズキャンセリングヘッドホンと言えるかもしれません。

 

 次回は,いよいよエージング後の音質について。
 ある程度の傾向が見えてくる10時間以上のエージングが経過した時点での音質をお伝えします。
 これまで同様,「大化け」してくれることを切に願っています!

 

 

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