日に日に高まるiPhone11Proのバッテリーに対する満足度
iPhone11Proへの買い換えの最大の要因は「バッテリーもち」でした。技術的な面でどうこうできる部分ではない,この物理的な側面がiPhoneの最大の弱点だったわけですが,ようやくAppleが重い腰を上げてくれたわけです。
そして…。
実際の生活の中で使用してみても,それはそれはもつわけです。iPhone11Proのバッテリー。iPhoneXSと比べたら正に雲泥の差です。
何をやるにしても安心して使えるのが大きい。これまではいかに「気を遣いながら」iPhoneを利用していたのかを実感しているところです。
そんな中,iPhone11ProMaxとGalaxyNote10+とのバッテリーもちに関する動画が公表されました。
結果は…。iPhone11ProMaxの「圧勝」でした!
動画再生で2時間の差を付け圧勝!
実験を行ったのは,YouTubeチャンネルPhonebuff。
結果としては,画面オンの持続時間はiPhone 11 Pro Maxが11時間5分,Galaxy Note 10+は9時間3分で,約2時間もの差が付くことになりました。
これに16時間のスタンバイを合わせて,正にiPhone11ProMaxの圧勝ですね。
いやいや,同サイズのスマホで,「2時間」の差は圧巻です。ディスプレイサイズとバッテリー容量とを勘案すると,条件は同等とされる中でのこの結果。
iPhone11ProMaxは,単純にバッテリー容量が増えただけではなく,やはりA13Bionicの省電力化や,システムのバッテリー管理全般がうまく機能しているのでしょう。
iPhoneの電源管理がより生きる展開
これまでのiPhoneは,その抜群の電源管理を生かし,Android機よりもバッテリー容量を少なめにし,筐体を薄く,小さくすることに尽力してきたように感じます。
しかし,それは本当にユーザーが求めるiPhoneの姿だったのでしょうか?
少なくとも私はそうは思いません。途中からは,「薄くなりすぎて持ちづらい」という致命的な感想さえ抱くようになりましたし,せっかく世代交代しても,結局「バッテリーもち時間自体は変わらない」という悪循環にハマっていましたので…。
それにしてもAppleは気付くのが遅すぎました。現実に,「価格を抑え」,「バッテリーもちが向上した」iPhone11シリーズがこれだけ公表を博しているわけですので,ユーザーが何を求めているのかという部分で,より謙虚になっていく姿勢がこれからも求められるはずです。
これまでのAppleは,あまりにも高飛車だったり,企業としての理念のようなものをユーザーに押しつけようとする側面が強かったように思います。しかし,今後はそれではいけないのです。「iPhone」の存在も,これまでのような「絶対的」なものではなくなりました。今度はAppleがユーザーの思いに寄り添う番です。
「読み違え」が,即「自らの首を絞める」ことに繋がることは,iPhoneXS系の売上で経験したはず。より賢く立ち回るAppleであってくれることを願ってやみません。