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2020年Xiaomi(シャオミ)が日本にやってくる!〜5Gとともに我が国で受け入れられるか?〜

中国からの大波は日本で受け入れられるか?

 世界的に売れているスマホはiPhoneとGalaxy…。
 そんな時期が過ぎ去ってしばらく経ちます。「もしかすると」という懸念が現実のものになるまでにはたいした時間は必要も無く,あっという間に「HUAWEI」が世界を席巻していきました。
 米中経済摩擦でミソがつきましたので,2019年の売上結果そのものがどうなるかは微妙になるでしょうが,もし「無風」の状況だったなら,もしかするとHUAWEIが戴冠…という目もあったかもしれません。

 中華系のメーカーには,HUAWEI,Xiaomi,OPPOなどがありますが,一気にその中からHUAWEIが抜け出した2017〜18年の動向は非常に興味深いものがありました。急ブレーキがかかった形のHUAWEIですが,HUAWEIの前に伸びきることができなかったXiaomi,OPPOの動向も,世界的に見ると気になる部分です。

 そんな中…。
 世界第4位のメーカーであるXiaomiが,ついに日本市場に参入するというニュースが来ています。キーワードは「5G」のようです。

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5Gの波とともに…

 まずはXiaomiの現状から見ていきましょう。
 こちらがスマホの市場シェア。

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 売上が伸び悩んでいるものの,シェア第3位のAppleの停滞もあるため,2019年通年のシェアがどのようになっているのか興味深いところです。iPhone11シリーズが堅調なだけに,2019年ではAppleがこらえるか…。しかし,次第に順位を下げるのは 予想がつきます。OPPOにも越され,「Appleが第5位」というのもごく近い現実なのかも…。

 それはさておき,シェアとしては急成長を遂げているXiaomiですが,その内情を見てみると,インドでの販売が全体の1/3を占めるなど,「低価格機を新興国で売る」という戦略に終始しているようです。
 もちろんこのままでは伸びしろがないことにXiaomi自身も気付いているのでしょう。そこで日本市場への参入です。ただ,現状「iPhoneでガチガチ」に固められている日本に,無策で参入しても勝ち目がないことは明らか。そこで足がかりにしたいと考えているのが「5G」のようですね。

 

5Gの普及スピード,必要性,iPhoneの対応時期…

 低価格機種路線のXiaomiですが,こと「5G」に関しては世界的に見ても先進企業のようです。そこで,5G化を控えた日本をターゲットにした模様ですね。

 だとすれば…。
 鍵となるのは,「5Gの普及スピード」「ユーザーの5Gへの必要感」「iPhoneの5G化時期」になるでしょう。

 個人的に言えば,大きなシェアは奪えない…と思います。
 まずは5Gが一般に普及するにはあと数年かかるであろうこと。「5G対応機なんて別に必要ない…」というユーザーが大半だと考えますし,「5Gを試したい」というコアなユーザーは,SamsungやHUAWEIのフラッグシップに触手を伸ばすでしょう。なにもXiaomiの廉価機を購入する必要はないでしょう…,そのような方々であれば…。

 また,2020年にも5G化が噂されているiPhone。1年後の投入となるのでしょうが,むしろそのくらいの頃合いのほうが,一般のユーザーは手を出しやすいのでは?

 こちらの記事によれば,2020年末までにdocomoとauが全国の都道府県で5Gサービス提供を開始し,2024末の段階で90%超の展開率を目指すとのことです。

 つまりも4Gのときのように,「5Gが使えるのは市街地の一部のみ」という状況がしばらくは続くということ。
 これに加え,アメリカでは5Gではの通信料金が「1000円ほど上昇する」という説もあるようで,日本での料金体系も流動的です。もし料金が上昇するようであれば,「4Gで十分」という論調が加速することも考えられるでしょう。

 そんな中投入されるXiaomiのスマホ…。
 「大きなシェアを奪えないのでは…」
と私が考えるのは,以上のような理由からです。
 環境が整う頃には,iPhoneの体制も万全なものになるでしょうし…。

 さて,5G化に伴って,日本のスマホシェアの状況に変化はあるのか…?
 私は「ない」と踏んでいます。日本人のiPhone好きは,そんなことでは揺らがないような気がするのです…。

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