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ゼンハイザーよりノイキャンヘッドホン「PXC 550-II Wireless」デビュー!〜「MOMENTUM Wireless3」との違いが気になる〜

またまたノイキャンヘッドホン「PXC 550-II Wireless」登場

 ゼンハイザーのノイズキャンセリングヘッドホン「MOMENTUM Wireless3」を導入してから2ヶ月以上が経過しました。

 その結果…。
 音楽環境がガラッと変わりました。しっかりと音質を楽しみたいときのファーストチョイスが「MOMENTUM Wireless3」です。余程の制約がない限りは,もしイヤホン,ヘッドホンを持ち出す気があるのならば,「MOMENTUM Wireless3」!

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 これに加えて,室内でリラックスして音楽を聴いたり,iPadで動画を楽しむときには「AirPods,AirPods2」。ノイキャンが必要で,「MOMENTUM Wireless3」を持ち出すまでもない場合は「AirPodsPro」。
 現在はこれで回っています。

 つまり,これまでの重宝していた「MOMENTUM True Wireless」,「TE-BD21f」の出番がめっきり減ってしまいました。
 これまでの音楽環境を一変させてしまうほどの音質をもつ「MOMENTUM Wireless3」。それが,効き具合が適度であり,音質を全く劣化されないという魔法のようなノイズキャンセリングとともにやってきたのですから,
「これだけでいい…」
と考えてしまうのも仕方ありません。 

 当初はボコボコの低音ばかりが主張し,中・高音が響いてこなかった「MOMENTUM Wireless3」ですが,数十時間ほど経過した後に大化けをはじめ,現在は正にパーフェクトな音に進化しました。もはやエージング時間は計っていませんが,100時間ほどでしょうか?

 低音の主張は相変わらずありますが,キリッと締まり,刺激が減って,中・高音を邪魔しなくなりました。
 さらに,当初は全くといっていいほど主張をしなかった中・高音が煌びやかさを取り戻し,全く刺さりはしないものの,豊かに,清らかに鳴り響いています。
 さらに,イヤホンでは感じられない骨太さがこれらの音を支えているため,低音であっても力強さを感じますし,余韻も感じられます。また,ゼンハイザー特有の艶もバッチリ!  音の広がりという部分では「MOMENTUM True Wireless」に譲る部分もありますが,恐らく「MOMENTUM Wireless3」の方が正確な音の響きなのだと思います。

 これらの音が,爆音で聴かなくてもじっくりと堪能できるのが「+ノイズキャンセリング」の強み。間違いなく,今年購入した全てのガジェットの中でもダントツのベストバイだと断言できます。

 さて,そんな折,ゼンハイザーがまたまたノイズキャンセリングヘッドホンを発表しました。いや〜,気になります。「MOMENTUM Wireless3」との音質の違い。よもや「MOMENTUM Wireless3」を超えるような音質が実現するとは思いませんが,同傾向のヘッドホンをこれだけの短期間で投下してくること自体,今年のゼンハイザーのやる気を感じます。
 「PXC 550-II Wireless」の登場です!

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「ビジネスマンに捧げるヘッドホン」…なんのこっちゃ?

 個人的に,「ノイキャン」というものに関して全く興味がなかったため,前モデルの登場経緯やゼンハイザー内での位置付け等の知識がありません。だって,これまでは「ノイキャン機=音質低下モデル」だと認識していましたし,実際そのような傾向がありましたので…。

 さて困った…ということでゼンハイザーの「主張」を見てみると,「ビジネスマンに捧げるヘッドホン」なのだそうで…。

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 また,これも忖度なのか,前掲したレビュー記事の中に,「具体的な音質」に関する記載が一切ありません。全く意味のないレビューです。音響機器のレビューなのに音質に関する具体的な手がかりが全くないなんて…。
 ましてや,「MOMENTUM Wireless3」直後の発表となる同タイプのヘッドホンなのに,その音質傾向の記載をしないこと自体,「わざと」としか考えられません。是非とももっと実のあるレビューにしていただきたい!

 というわけで,自分なりに考えました。もちろん想像ですが…。
 結論は,
「私が最も重視する音質については,恐らくMOMENTUM Wireless3の圧勝」
だと思われます。
 以下に理由を。

①ドライバーサイズ
 搭載されるダイナミックドライバーのサイズが,「MOMENTUM Wireless3」が「42㎜」,対する「PXC 550-II Wireless」が「32㎜」。この「10㎜」の違いはかなり大きいことでしょう。

②多機能ぶり
 「PXC 550-II Wireless」は,「MOMENTUM Wireless3」に比べて非常に多機能となっています。例えば,ユーザーがいちいち切り替えなくても周囲の騒音を感知して自動でノイキャンの効き具合を調整してくれる「アダプティブノイズキャンセリング」はその際たるもの。その他にも,平らなイヤーカップを利用して音量や曲送り等の操作を行うことができるのも特徴。「MOMENTUM Wireless3」にはこの手の操作性を上げるための機能は全くありませんでしたので,とことん「音質で勝負」した機種だという,ゼンハイザーの気持ちが伝わって来ます。
 反対に,「PXC 550-II Wireless」は,音質はそこそこという条件の下,通勤や通学等の日常使いの中で,様々な状況の変化に瞬時に対応するための機動力を「売り」にしているものと思われます。

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③価格
 最後は単純に価格。「MOMENTUM Wireless3」が5万円前後という価格なのに対し,「PXC 550-II Wireless」は4万円前後。多機能なのに1万円も安価…という,この価格設定が全てを物語っていると思われます。

 

安心して年を越せる…?

 11/21発売の後に,音質のレビューが出てくるのでしょうが,両機の単純な音質差は小さくないと考えます。そもそも用途が全く異なるのだな…と。

 「音質最優先」という立場の私にとっては,やはり「MOMENTUM Wireless3」が最良のパートナーとなってくれそうですし,「最良の音」とともに,2019年を締めくくれそうで安心しているところです。

 それにしても2018年暮れから2019年のゼンハイザーの攻勢はすさまじいものがありました。
 2020年は,「ノイキャン付きイヤホン」一択です!
 ズバリ「MOMENTUM True Wireless」のノイキャン付き後継機!
 現状最悪のバッテリー対策をした上でお願いします。

 

 

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