Canon「EOS RP」,ついに到着!
スマホカメラの急速な発展と限界を考え,いつでも手にできるフルサイズ一眼を手にすべく,Canon「EOS RP」を発注したことをお伝えしてきました。
そしてついに…。
実機が到着しました! 「RF35 MACRO IS STM」とのレンズキットです。
EFマウントのレンズはこれまでの「5DMarkⅡ」で使用することにして,せっかくRFマウントを純正のRFレンズでコンパクトに楽しもうという考えは,以前に書かせていただいたとおりです。
キタムラの店頭で展示品に触って分かっていたことではありますが,このEOS RP,コンパクト&軽量です!
すっきりとしたスタイリングは好感触
まずは,EOS RPにレンズを装着しての姿を…。
すっきりとしていて,これはこれで好感がもてます。小さいですが。ホールド感は結構いいですよ。これ,意外でした。
液晶を開くとこんな感じ。
過去のレビューを見ますとバリアングルの液晶は,なかなかに不評のようですが,やはり実用的ではないかもしれませんね。視点が撮影対象から左にずれますし,液晶部の出っ張りが気になります。ローやハイのアングル限定か?
普段は裏返しにしてボディーに埋め込んで使うことになりそうです。
上から見るとこんな感じ。
そう,「RF35 MACRO IS STM」が結構主張します! 他のお高いRFレンズも巨大になっているようで,RFレンズは,せっかくボディがコンパクトになったという美点を損なっているような気もします。
「EOS5DMarkⅡ」と「EOS RP」…,並べると笑える!
これまでの写真だと,EOS RPのコンパクトさが伝わらないと思いますので,所有している「5DMarkⅡ+EF24-70 2.8L USM」との比較写真を撮りました。
衝撃です!
頭の中では分かっていても,写真を見ると笑えます。グリップを付けているにしても,5Dの巨大ぶりが…。これでいてセンサーはEOS RPの方が優秀ですので,同条件で写せばEOS RPが勝つという不条理…。時代の進化をまざまざと見せつける結果です。
というより,やはりEOS RPが小さいということなのでしょう。
大きさももちろんですが,それ以上に重さの違いが大きいような第一印象です。EOS RPを持っていても,
「んっ? もってたっけ?」
と目視して確かめたくなるような感覚。大げさでなく,5Dに慣れている身からすると,それくらいの軽さです。
もちろん,EOS RPにRFマウントのLレンズを装着するとそんなには変わらなくなってしまうのかもしれません。だからこそ,今回の「RF35 MACRO IS STM」という選択が生きてくるような気がします。
次回は,個人的に最も気になっている「高感度撮影」でのiPhone11Proとの比較です。
果たしてEOS RPが一眼ミラーレスの意地を見せられるのか?