「AirPods Pro」の納期がヤバいことに…
日本での「ブラックフライデーセール」が開催され,本場米国でもいよいよ今週末から本格的なクリスマス商戦,年末商戦が始まりますね。
米国の子ども達が最も欲しいものは「Apple商品」と答えたという記事を先日見ましたが,やはり若い世代にとってはApple製品は憧れの的のようです。
さて,AppleStoreを見ると,なんとAirPods Proのお届け予定日が「12/25〜」となっておりました! (11/24現在)
いつの間に発注が増えた?
Amazonでも一時品切れに…
発売当初は,そんなにものすごい人気…というわけではなかったのです。AirPods Pro。
以前の記事にも書きましたが,発表当日の午後3時に確認した際には,まだ初期入荷分が裁けていない状況で,午後6時にようやく当日配送分がなくなってるような状況でした。
やはりApple製品に関しては,「欲しかったらなるべく早くポチる!」が鉄則だと思います。この手の商品は「欲しいときに手にする」ことができないと,様々な意味で「鮮度」が落ちてくる可能性がありますので。
しかし,今回のAirPods ProはApple初のノイズキャンセリングイヤホンということもあってしばらく様子見していたり,学生さんがそれこそクリスマスプレゼントとして親にねだったりというケースも多かったでしょうから,致し方なしでしょうか。
それにしても,お届けが12/25〜となると,いよいよ「年内に届くのか?」という話になってきますね。
欲しいのであればお早めに…ということになるでしょう。
こんなときのAmazon…と思ってAmazonの販売状況を見てみました。すると…
なんと,こちらも品切れ状態。しかも入荷時期未定…。さて,どちらが早く手にすることができるのか…。悩みどころですね。
ライバル不在の独走状態
さて,このような品薄状態になっている要因を分析している記事を見かけました。
大きく分けて次の3点でしょうか。
①AirPods Pro自体の人気
まずはAirPods Proそのものの人気という点。ワイヤレスイヤホン分野でのAirPodsの強さが際立っているということが度々報じられていますが,この記事でも今年度のAirPods出荷台数が昨年度から倍増の6000万台に達するとしています。
②ライバル機の不在
先日,AirPods Proのライバルになるはずだった,Microsoftの「Surface Earbuds」の発売が来春まで延期になるという記事が出ました。
この他,Googleの「Pixel Buds(第2世代)」 の発売も来春。
ということで,ただでさえ強いAirPodsブランドに対し,全くもってライバルが存在しない…という異様な状態になっているわけです。
先日ご紹介したSamsungの「Galaxy Buds」だけではなかなかAirPodsProの歯止めにはならないかと…。
③AirPods Proの生産効率の悪さ
どうやら,AirPods Proの量産に製造元が苦戦しているようですね。機能的には最新の技術がてんこ盛りといった製品ですので,生産スピードや歩止まりの面も含めて,なかなか難しいのかもしれません。オーダーがどんどん入ってくるこの時期を考えると,売りたくても物がない…という状況なのかもしれませんね。