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上白石萌歌さんが,「adieu」(アデュー)名義で音楽活動を本格スタート!〜2017年の「ナラタージュ」も萌歌さんの歌唱でした!〜

萌音さんの妹,上白石萌歌さんが音楽活動を本格スタート!

 本ブログでは,以前から上白石萌音さん,萌歌さんの姉妹に注目してきました。それも,本業の女優としてよりも先に「シンガー」としての魅力に関する部分についてです。

 まず注目したのは姉の萌音さん。映画「君の名は」繋がりで話題となったカバーアルバム「chouchou」でまずは心をわしづかみにされてしまったわけです。 

 萌音さんはその後もオリジナルアルバム「and…」「i」と,実績を積み重ねています。

 妹の萌歌さんが歌の分野で注目されたのは,言わずとしれた「KIRIN 午後の紅茶シリーズ」でのカバーです。

 俗に言う「歌唱力」では,姉の萌歌さんが抜群のものをもっていると感じます。萌歌さんの声質は,当初のKIRINのCMを一聴して「上白石萌音さん?」と思わせるほど似通っていますが,やや低音よりの声質であるとともに,繊細さを歌い上げる歌唱力という点では,姉には適わない印象でした。もちろん上手ではありましたが…。

 そんな萌歌さん。この度「adieu」名義で音楽活動を本格的にスタートすることになるそうです。
 初のミニアルバム「adieu 1」が,11/27に発売です!

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素直な歌声に「等身大」を感じる

 現在,AppleMusicで,ミニアルバム内の「強がり」と「ナラタージュ(Remasterリing)」が先行配信されています。
 早速いつもの「MOMENTUM Wireless3」で聴いてみました。

 これが,いいんです!
 「強がり」も「ナラタージュ」も,しっとりとした曲調で,萌歌さんの優しい歌声を意識した曲作りがされているという印象を強くもちました。
 あっ,それから,「ナラタージュ」ですが,有村架純さん主演の映画「ナラタージュ」の主題歌だったのですね。当時も「adieu」名義だったようですが,正体は明かさぬまま…ということだったようです。

 さて,萌歌さんの歌唱力,上がっていますね。以前に感じた歌っている際の音の揺れもなく,素直な歌い方をする萌歌さんの声がしっかりと,しかも心地よく耳に届きます。

 姉の萌音さんは音を正確に歌い上げるきっちりタイプ。妹の萌歌さんは雰囲気を大切にしたゆったりタイプ。声質は似ているのに,全くタイプの異なる歌い手さんだと感じました。

 実は,最近の萌音さんは,あまりにきっちりと歌いすぎて,少々堅苦しくなっているように感じていました。加えて,どうも曲作りも哲学的というか,歌詞にも曲調にも変に「作り上げられている感」が漂うのです。「chouchou」では,カバーでありながら,萌歌さんの存在を感じることができたんですけどね…。
 個人的に,このような「小難しさ」が出てきた場合には,その後あまりいい結果を生まないケースが多い…と感じていますので,もっとリラックスして曲作りをしていいのでは…。

 逆に今回の萌歌さんには,「等身大」を感じます。
 歌詞や曲調は,しっとりとしていた大人びてはいるのですが,歌い方,歌の解釈の仕方に,「萌歌さん自身」を感じ取ることができるような印象を受けました。前述した「雰囲気を大切にした歌い方」が関係しているのかもしれませんが,このような「印象」はとても重要です。

 年齢的にもまだまだお若いおふたりですので,彼女たちの「今」を歌で表現できるような,「等身大」の曲作りをしていってもらいたいと強く願います。
 女優としても活躍する2人だからこそ,変な「背伸び」は全く必要ありませんし,聴く側もそれを求めてはいないと考えます。
 特に姉の萌音さんに関しては,歌唱活動に対するスタンスを間違えないでいただきたいなあ…。

 

11/27の発売,追加配信が楽しみ!

 さて,11/27のCD発売,正式配信まであと僅かです。
 残りの「よるのあと」「蒼」「天気」という3曲も早く聴いてみたい!
 他の曲同様,しっとりと聴かせてくれるような曲だったらいいなあ。

 

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