そろそろiPhone12の概要が決まる時期…
そろそろ,2020年に発売されるであろう「iPhone12」の概要が決まる時期です。
iPhone11Proに関して,例の3眼タピオカカメラ」の情報が初めて世に出回ったのが,2019年1月初めでした。このことから,前の年の年末には,主要な部分の大まかな戦略はすでに終わっているはず…という記事を以前に書きました。
そして,「iPhone12にTouchID内蔵ディスプレーを搭載するかどうか」についての会合が,台湾のタッチスクリーンメーカーとAppleの間で行われるという情報も…。
そして,どうやらこの会合が終わったようです。
それを受け,iPhone12の仕様について予想する記事が来ています。
強まるQualcommとの連携
記事では,前述したパネルメーカーとの話合いが終了したとの見解を示すと同時に,Qualcomm社製の「超音波式指紋認証センサー」に関する話題にも触れています。
台湾のパネルメーカーにQualcomm社のセンサーが使用されるのか,それとも他のパネルメーカーとQualcomm社との新たな連携を探っているのかは分かりませんが,
「iPhone12に搭載される可能性あり」
という見解を示していますね。
iPhone12では,ようやくQualcommのモデムを使用できますので,Qualcommとの連携が今まで以上に強くなることも考えられます。
また,もともと「TouchID内蔵ディスプレーの技術は2021iPhoneに搭載される予定であった」という記述もありますので,これに来て急に目立ってきた「Appleの前倒し戦略」の動きを実証する情報ともなっています。
さて,そのQualcomm社の「超音波式指紋認証センサー」ですが,どうやら「第二世代」が用意されているようです。
なんでも,指紋を認証できる範囲が大幅に広がったり,二本指での指紋認証にも対応しているとのこと。
指紋認証のしづらさ,精度の悪さ,セキュリティー面での心配,保護フィルムとの相性等,Galaxyに搭載された「第一世代」の評判は余り芳しくありませんでした。もし今回の「第二世代」がこれらの問題を一掃していたとしたら,TouchID内蔵ディスプレー搭載機は人気を博しそうです。
勇み足とならないことを願う…
以前記事にも書きましたが,最近のAppleの「技術前倒し」の動きは少々心配な面もあります。
もう1年研究を重ねるはずだった技術を搭載して,不都合が本当に出ないものでしょうか? TouchID内蔵ディスプレーだけでなく,こちらもこれまでは今年の予定としては聞くことがなかった「ノッチレスデザイン(Face IDカメラはベゼル内に埋め込み)」についても,iPhone12に搭載されるという噂も流れています。
ただでさえ「5G」等,iPhone12が「フルモデルチェンジ」という扱いを受ける中で,こんなに一気に新しい技術を投入するほどの余裕が,今のAppleにあるでしょうか?
今年のOSの不都合の多さには,目を覆うばかりでしたので,これが「DÉJÀ VU」とならないことを願うばかりです。