「Home Pod」がケチのつき始め
昨年,Appleの「Home Pod」を導入しました。
AppleMusic,radiko等を「ちょい聴き」するための導入です。
この手のスピーカーで音量をそんなに上げる聴き方は想定していませんし,極端な音質を求めているわけでもありません。
「聴きやすい音をそれなりの音質で」
流してくれるスマートスピーカーを想定していたわけです。
しかも,ステレオの効果を期待して「2台買い」。
しかし,あまりの低音の量感の多さにギブアップしたことは,本ブログでもお伝えしました。
もう絶望的な低音の量なのです。iMacのMusicアプリのイコライザーで,低音周辺を下限まで引き下げても響き渡る重低音。これが全てを台無しにしてしまいます。
ごく稀にしっとりとした曲で,低音が気にならないものもあるのですが,その場合には音の広がりと雰囲気がとても心地いいのです。しかし,そんな曲も本当にごく「稀」。
radikoでの会話などの再現では,非常に優秀ですので,肝心の音楽が心地よく聴けないのがつくづく残念!
というわけで,軽く聴き流せる「ちょい聴き」用のスマートスピーカーを探し始めました。自分の中での「最低限の音質」のラインを引きながら。
最終的には,BOSE「PORTABLE HOME SPEAKER」を購入したのですが,そこに辿り着くまでに色々ありましたので,今回は前哨戦から…。
まずはBOSE「SoundLink Revolve Bluetooth speaker」
今回の購入にあたっては,「ステレオにはこだわらない」というところからスタートしました。
「2台買い」はコスト的にも無理がありましたし,以前量販店で聴いたBOSEの「SoundLink Revolve」の音が気になっていましたので。
この「SoundLink Revolve」には,大きさで「SoundLink Revolve」「SoundLink Revolve+」の2種類があります。
当然大きい方が余力がある…と思ってレビューを見ますと,意外に,
「低音部以外は差がない。狭い部屋だったら変化は感じにくい」
という評価が多く,それだったら…と,通常の「SoundLink Revolve」を購入することに。
しかし…。
この機種,弱点は低音ではなく「高音」にありました。
とにかく高音側の余裕がないのです。音の太さ,量感が足りなくてイコライザーで高音部をちょっと上げるだけで「ビビり音」がするのです。今時,そんなスピーカーありますか? そんなに音量は上げなくても…ですよ。
また,「低音部しか違わない」と評価される「SoundLink Revolve+」にしたところで,恐らく私の不満は解決できないと判断しました。(あっ,もちろんこの商品で満足される方も多いかと思います。あくまでも私個人の「音質」判断です)
一番心地よく聴きたいボーカル帯があまりに痩せ細った音のため,絶望したのですが,なんと,Amazonで「購入後1ヶ月の無料返品」ができるキャンペーンをやっていることに気付きました。
僥倖!
というわけで,この商品は返品し,考え直します。
やはりスマートスピーカーにおいては「本体サイズ」が大事なんだと再認識。
また,「SoundLink Revolve」のような「Bluetooth接続専用機」ではなく,Home PodのようにWi-Fiで接続してAirPlayできる方が,音の量感だけでなく音質にも好影響があるのでは…と考え,次のデバイスを探してみると…。
ありました。発売されたばかりの新製品。同じくBOSEの「PORTABLE HOME SPEAKER」です。
というわけで,ようやく辿り着いた「PORTABLE HOME SPEAKER」。
出費は思ったよりかかってしまったわけですが,毎日のように使うことになるものですので,ここで妥協したくない…という思いが勝ってしまいました。
さて,こちらの音質は,「丁度よいちょい聴き」に当てはまるのか?
次回に続く…。