「AirPods3」がくる?
Appleのウエラブル部門がとにかく好調です。
AirPods系の売上だけで,Adobe社の売上に匹敵するだとか,全米32位の大企業の売上にあたるだとか,なんとも景気のいい情報が乱れ飛んでいます。
Appleってどんだけのオバケ企業だよ…という話。
そんな「好調AirPods」の中でも,現在飛ぶ鳥を落とす勢いなのが「AirPods Pro」であることは疑いようがないでしょう。
現在でも商品が届くまで1ヶ月待ち…という状況が続いています。
そんな「AirPods」にビッグニュースが飛び込んできました。
ノーマルAirPodsの第3世代が,今年の年末に発売されるかも…。
「Pro」や「2」との差別化が難しい…
記事によると,
WedbushのアナリストであるDaniel Ives氏が,Appleは「AirPods(第3世代)」の発売に向け準備進めているようだと報告している
とのことです。
また,
「AirPods(第3世代)」は2020年の年末商戦の前に発売され,デザインの強化や耐水仕様が特徴になる
とのことです。
確かに,2019年3月にリニューアルされたものの,デザインはほぼ変わらずで,最大の改良点がケースの「Qi充電対応」と,少々物足りない改良だったのに加え,程なくしてAirPods Proが発売されたため,インパクトが強い機種とは言えませんでしたので,時期といえば時期なのかもしれません。
しかし,この機種,どこをどのようにリニューアルするのか…ということに関しては,十分に考えなくてはならない機種のように思います。
どういうことかというと…。
まずもって,「Pro」はノイキャン機,「3」は非ノイキャン機という棲み分けで行くのでしょうし,恐らくは「音質に関する向上」は見込めないということです。
これまで同様のオープンイヤー型で,開放的な,「EarPodsの系譜」を汲む音であれば,もう手の加えようがない…のではないでしょうか?
また,AirPodsProのこもったような音を聴くと,むしろ
「従来の音を継承してもらいたい」
と強く考えたりもします。
イヤホンのリニューアルにあたって「音質の改善が見込めない」となると,一気に「アピールポイント」が難しくなります。
恐らくは,
・レイテンシ(遅延)の更なる改善
・スタイリングをProのように改良?(うどん部を短く)
・それに併せてケースの形状もProのようにする?
・搭載チップの載せ替え
・Bluetooth規格の向上
程度か…?
つまりは何かが劇的に変化する…ということはないのかもしれません。
また,「スタイリング」にしても,Proのようにうどん部を短くすると,カナル型ではないAirPods3では,落下の可能性が高まるかもしれません。装着のことを考えると,「うどんは据え置き」の可能性もありますね。
ノーマルAirPodsは,独自のよさを生かしてもらいたい!
心から願うのは,
「ノーマルAirPodsは,軽快な装着感や,開放感のある音質を,そのまま生かしてもらいたい」
いうことです。
個人的には,強くそう考えてしまうほど,AirPods Proのもわもわした音質に参っています。ノイキャンはすごいんだけどなあ…。
今後,AirPodsが系統の異なる2機種体制で行く…ということを明確にしてくれることを望みます。