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Appleがスマホ販売シェアトップに返り咲き!〜iPhone11の好調ぶりは本物だった〜

2019年9〜12月期でiPhoneがスマホトップシェアに返り咲き!

 iPhone11シリーズ,特にノーマルの「iPhone11」の売上が好調である…ということは,以前から囁かれていました。 

 カメラレンズ以外に機能的な大きなグレードアップがなく,「売れない」という見方が大半だった2019iPhone。
 しかし,蓋を開けてみると,価格を下げたことや,バッテリーもちを大きく向上させたことなどが評価され,大人気となっているようです。

 そんな中…。
 Appleの2019年9〜12月の業績や,同時期のスマホ販売シェアが相次いで公表されました。

 売上増に,シェアップへの返り咲き…。
 久しぶりにAppleに追い風が吹いた結果となりました。

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やはり大黒柱のiPhone

 まずはAppleの業績から。
 各デバイスごとの売上がこうなっています。

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 ウエラブル関連とサービスという,現在のAppleが推している業態が大きな伸びを示しています。
 特にAirPods Proの好調が,ウエラブル製品の成長を大きく後押ししていることは想像に難くありません。

 Mac,iPadの減少は残念ですが,目を引くのが「iPhone」。

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 ここ数年の流れでは,iPhoneの売上のウエイトが年々小さくなってきていました。しかし,新製品発表後のかき入れ時である9〜12月期において「7%」の伸びは,スマホ自体の売上増がなかなか見込めない現状にあって驚異的とも思えます。
 しかも,Apple全売上の60%超を占めているiPhoneの「7%」ですから,Appleの経営上,その貢献度は非常に高かったと言えましょう。

 やっぱり,なんやかんや言っても,「価格下げ」は大きかったのでしょう。ユーザーは正直です。iPhoneXSが,素直に「899ドル〜」の値付けで販売されていたら,iPhone事情はもっと楽観視できるものになったのではないでしょうか?

 さらに,地域別の売上も出ていますね。

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 何と,残念なことに日本の1人負けです。
 どうしたんでしょうね?  目に見える部分での機能向上が少なかったからか…?
 だとすれば,もっと「中身」を見ないといけません,日本人。特にバッテリーもち向上が異次元過ぎて,それだけでお薦めしたいんですけどねぇ…。

 

なんと,シェア1位に返り咲き! ビックリ!

 そして,売上増以上に驚いたのが,iPhoneがスマホ売上のシェアトップに返り咲いたことです。

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 Samsungと0.5ポイント差と,ほんの僅かな逆転劇ですが,ここ最近のiPhoneのじり貧ぶりを考えると感動的ですらあります。

 HUAWEIへの制裁がなければ,もしかすると…とも考えますが,ここは素直に喜んでおきましょう。

 そして,Appleには考えていただきたい!
 まずは第一に「価格設定」。

 本ブログでも,端末価格の高騰はユーザー離れを引き起こすだけ…という主張を繰り返してきました。今回の「好転」を学習し,最高性能を「ある程度ユーザーが納得できる価格で届ける」ことがいかに重要であるかを考えた値付けを,今後も継続していただきたい。

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 奇しくも2020年は,これまでAppleが拒んでいた「ミドルレンジiPhone」の新設もあり,今までよりもiPhoneの壁が低くなりそうです。利ざやは薄くなる…という面もあるかもしれませんが,私は極端な安物iPhoneを売るのでない限り,iPhoneのブランドには影響がないと考えますし,「世の中にiPhoneが出回っている」という安心感を優先させるべきだと思います。

 さて,Appleの判断やいかに…。

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