新型コロナウイルスがiPhone9の生産に影響する?
新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
予想どおり…というべきか,武漢のみに留まらず,中国全土,全世界的な広がりを見せているあたり,グローバル社会の負の一面を感じさせられますね。
そんな中,今後のApple製品の生産に,新型コロナウイルスが影響するのではないか…という心配な記事が見られるようになってきました。
新製品ラッシュへの影響はあるか?
まずもって時期が悪いですね。
今年の3月は,昨年同様多くのデバイスの新製品が投入されることが噂されています。
iPhone9(SE2),iPadPro,MacBookPro13インチ,MacBook Airというところはほぼ確実視されいます。個人的に最も気になっているiMacの情報が出てこなくなっているのが気になりますが…。
iPhone9に関しては,すでに試作品の生産がはじまっており,2月中旬には本格的な生産が始まる…ということについては,以前にもお知らせしました。
Foxconnなどは,「影響なし」と火消しに躍起になっているという話も聞きますが,実際はどうなることか…。今後の拡大次第では,事態は非常に深刻なことになりそうです。
中国のAppleStoreが時限的に閉店
そんな心配をあおるかのような事態が続いています。
Appleは,
中国国内にあるすべてのApple Storeおよびオフィスを2月9日まで閉鎖した
とのこと。
この閉鎖が,単なる店舗販売だけの影響に留まるのか,それとも生産・流通の面にまで影響するのか…。この点が気になります。
ちなみに,日本のAppleOnlineStoreを見てみたのですが(2/1現在),例えばMacBookPro16インチの購入ページにおいて,カスタマイズなしの「吊しモデル」であれば翌日配送可なのですが,少しでも手を加えたカスタマイズモデルになると,お届けが「2/29」にまで異様なほどに延びているのです。
ニューモデル発売直後であっても,3〜4日もあれば手に入ったカスタマイズモデル。
この異様なまでの待ち日数は,いつもどおりのことですか?
普段はあまり気にかけていない部分ですので自信はありませんが,こんなに日数が空くということはないのでは…と感じています。
モデルチェンジが近いモデルであれば生産調整ということもあり得るでしょうが,新製品の,しかも売れ筋の16インチでこの状況だというのは非常に気がかりです。
3月にかけて,デバイスの生産や流通については目を光らせていく必要がありそうです。
まあ,Appleだけが被害を被るわけではありませんので,どうしようもないことですが,せっかくの「春モデル」が誕生する節目は,きれいな形でスタートしてくれることに越したことはありませんので…。
…と,ここまで書いたところで,Appleのサプライヤーが「2/10」に生産を再開する…という記事が来ましたね。
本当に再開できるのか?
事態は未だ流動的だと思うのですが…。