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SONYの新イヤホン「WF-H800」は「WF-1000XM3 −ノイズキャンセリング」…需要はあるか?

「WF-H800」の存在意義は?

 2019年のイヤホン界において,話題になった機種を1つあげよ…といわれたら,SONYの「WF-1000XM3」を推す方が多いのではないでしょうか?  

 SONY独特のモニターライクな音はそのままに,非常に優秀なノイズキャンセリング性能を有し,夏場にかけては手に入りづらい状況にもなりました。 

 先日お伝えしたe☆イヤホンの売上ランキングでもダントツの強さを示していましたね。 

 そんな中,SONYから新しいイヤホンが間もなく発売されます。
 その名も 「WF-H800」。ノイズキャンセリング非搭載ということですが,果たして需要はあるのでしょうか?

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その音質音質傾向は?

 まずもってその音質傾向。
 ノイキャン非搭載で,価格が税抜「22,000円」という設定ですので,「WF-H800」にはそれなりの高音質が求められるでしょう。

 記事を見ると,「WF-1000XM3」とも傾向の違いが認められるようですね。

 記事内では,「WF-H800」に比べると,「WF-1000XM3」が

中低域がやや強め。ベースラインをゴリゴリと主張し,中高域も輪郭がシャープ。メリハリの効いた,クリアなサウンド

と評されています。

 これに対して「WF-H800」は,

ナチュラルでおだやかな描写であり,特定の帯域が強く主張するサウンドではない。低域から高域までバランスが良く,どちらかというとモニターライクな,自然なサウンド

とされています。

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 まずもってここで「?」となりました。
 以前試した「WF-1000XM3」は,いかにもSONYのこのクラス・タイプの,「おとなしめで高解像度」「モニターサウンド」であると感じていたからです。
 いつもどおりの「やや高音寄り」の仕上がり…。

 しかし,この記事では,「WF-1000XM3」のサウンドを「中・低音寄り」とし,「WF-H800」の方を,「バランスのよいモニターライクなサウンド」としています。

 私の完全な予想ですが,これ,単純に「WF-H800」の方が高音寄りの仕上がりになっているだけ…だと思います。
 「高音寄り強めでフラット傾向の,SONYお得意のおとなしめで解像感のある音」
というのが,「WF-H800」の正体なのではないでしょうか?

 

試されるノイキャンの意義

 これまた私の独断と偏見による予想ですが,この機種,さほど売れないと思います。

 これまでの「WF-1000XM3」の評価の高さがどうしても響くでしょうし,「ノイキャンが付いている」という絶対的な付加価値が大きいでしょう。

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 やはり今後の売りはなんといっても「ノイキャン」です。

 この機能が付いていないのに,価格が2万円超え…。
 これで音質に絶対的な優位点がないのであれば,ユーザーは黙って「WF-1000XM3」を購入するのでは?

 個人的には,なぜSONYがこの時期に,この価格帯に,「WF-H800」を投下しようとするのか,理解しかねます。

 一万円台中盤に価格を抑えるか,ノイキャン性能は若干劣るものの音質は同等で2万円を切る…というモデルにしないと,振り向いてもらえないのでは…と思います。

 さて,実際はどのようになるのか…?

 ノイキャンの意義が試されるモデルになるかもしれません。

 

 

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