やはり原因はコロナウイルスだった?
コロナウイルスの拡大が止まりません。
もうすでにパンデミック状態の一歩手前…という意見も出ています。
そんな中,本ブログでも,iPadProの一部機種やMacのカスタマイズモデルの生産遅れが気になる…という内容の記事を書いておりました。
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どうやらこれ,予想通りにコロナウイルスの影響による可能性が高そうですね。
そして,今度はMac Proにまでその影響が拡大しそうです。
結局は中国頼みのApple
記事によると,
カスタマイズができる受注生産モデルのiMac,iMac ProとMacBook Proの生産が通常よりも大幅に遅れていますが,アメリカで組み立てがおこなわれているMac Proについても同様に出荷が遅れるとの見方が強まっている
とのこと。
アメリカ国内に発送されるMac Proに関してはアメリカ国内で生産されているようで,こちらの発送予定日が「2/26〜28」となっているのに対し,ヨーロッパに発送されるものに関しては「3/16」になっているとのこと…。
この違いの原因は,ヨーロッパに発送されるMac Proが中国で生産されているからのようです。
また,「アメリカ国内分」に関しても,テキサス州で生産されているものが発送まで10日もかかっているのは,生産に関わる部品が中国から調達されているからのようで…。
このままで行くと,アメリカ国内分の生産も,次第に滞っていくことになりそうです。
結局は,現在のAppleの生産体制が「中国中心」になりすぎたことが原因と言えます。
さまざな要因から,「脱中国」の動きが始まりつつあった段階での今回のコロナウイルス…。正に最悪のタイミングと言えましょう。
Mac,iPad関連の発売延期もあり得る?
今後の生産への影響に関しては,「iPhone9はセーフ,iPhone12はアウト」ということが伝えられています。
Appleの屋台骨を支えるiPhoneの状況だけがクローズアップされがちですが,このままで行くと,この春以降に予定されていたMac,iPad関連のリニューアルにも影響が出る可能性がありますね。
この3月にもリニューアル濃厚とされていた「MacBook Air」「MacBookPro13インチ」。他のMacの生産が遅れている中で,果たして新モデルが発表されることはあるのか?
また,iPadPro(今秋改訂の情報もあり)に関しても,2019年内に改訂されるという噂もあったほどですので,この3月が大きな改訂の候補であったはず。
元々のAppleの予定がどうだったのかは確かめようがありませんが,もしかするとリニューアルがそっくりそのまま6月のWWDCや秋以降へと先送りされる可能性もあるかもしれません。
せっかく魅力的な新機種を発表しても,生産できないのであれば,Appleとすれば商機を逸してしまうことにもなるでしょうから…。
反面,新しいCPUが発表されたと同時に新機種を発表する…といった,「性能的な旬」を逃してしまうことにも繋がるのですが…。
これに,Intel等の部品供給メーカーの生産具合も絡み合い,2020年の製品ロードマップが混沌としてきたと言えましょう。
あ〜,これでますます新型iMacが遠くなった?