iPhone12シリーズの「差別化」情報現る!
順当に行けば,今頃は「間もなく登場するiPhone9」で盛り上がったいたはず。現状は,「間に合わない」「どのくらい延期になる?」など,機種そのものよりも,コロナウイルスの影響に関する話題が盛り上がってしまっています。大変残念なことですね。
また,その余波を受けて発売延期が話題になっているのは,フラッグシップである「iPhone12」も同じことです。いつもどおりの「9月」はなかなか難しい状況になっているのかもしれません…。
しかし,そんな中でも,「A14チップが4月から本格生産に入る…」などといった,前向きな情報も入ってきています。
そして…。
iPhone12シリーズ内における「差別化」に関する記事が来ています。
やっぱりカメラで差別化する?
モデル展開の意味合いが少し見えてきた
本ブログで何回も取り上げてきたように,iPhone12シリーズは,
「6.7インチのPro Max」「6.1インチのPro」「6.1インチの無印」「5.4インチの無印」という4モデルが予定されているようです。
このモデル展開については,
「6.1インチというサイズのダブりの意味合いは?」
「5.4インチというサイズ感にこそProの意味があるのでは?」
という独自の思いを述べてきたわけですが,Proと無印の違いが見えていなかった点が,今ひとつ納得できない原因になってたように感じます。
だって,全機種が「有機ELパネル」「5G化」対応であり,どうやら「Touch ID内蔵ディスプレー」という飛び道具も間に合わないようですので,
「Proと無印,殆ど一緒じゃん!」
と考えたくなります。
しかし,今回の記事によると,
Time of Flight(TOF)センサーを搭載するのは,上位機種2モデルのみ
になる可能性があるということで,「カメラ部での差別化」という方向性が見えてきたことになります。
これ,iPhone11シリーズの「3眼と2眼」というレンズ数の差別化同様,カメラ機能において,「できることとできないことをはっきりさせる」手法のように感じます。iPhone11シリーズのことを考えると,十分あり得る話です。
iPhone12シリーズにおける差別化の意味合いがようやく少しだけ見えてきた…というところでしょうか?
「プラスα」がないと物足りない
iPhone11シリーズにおいては,「カメラ性能」の他に,有機ELか液晶かという,絶対的な物理的格差が存在していました。私は,iPhoneXSの経験から,「有機EL」という部分は譲れなかったため,「Proで決まり」となったわけです。
しかし,iPhone12シリーズにおいては,全機種有機EL搭載ということで,「差別化」の幅が狭まってしまいました。さすがにTOFセンサーだけでは,「Pro」を選択するユーザーが現状より減ってしまいそうです。
恐らくは,それ以外の差別化が来るのでは…と考えるのは私だけでしょうか?
5Gの対応バンド?
Apple Pencil対応?
もしPencil対応ということであれば,「Pro Max」に心が引きつけられそうです。最近のiPhoneユーザーは,デバイスの価格には非常にシビアになっているように感じます。高価格のProの売上が苦戦しているようですので,「よっぽどの何か」が存在しないと,「無印iPhone12の圧勝」という展開が待っているかも…。