MacのCTO価格が10%下がった!
先日発表された新型のiPad Pro,MacBook Air,MacMiniで,大きな話題となったのが,価格の低下と装備の充実です。
どれも,ストレージ等の強化はされながらも価格が低下しているケースが目立ちました。MacBook Airなどは,下位グレードあれば,ほぼ「10万円Mac」といっていい価格展開ですので,随分とお買い得感が増したのではないでしょうか?
私が購入したiPadProも,ストレージが128GBになったのは非常に大きいです。しかも価格低下ですので,マシンパワーのアップがなかった点は残念でしたが,2018年モデルを購入していない者としてはまずまず納得できる買い物だったと感じています。
さて,そんな中,AppleがMacのCTOによるアップグレード価格を10%引き下げていたことが分かりました。
これは大きい!
為替の影響が大か?
記事内ではiMac Proを例に取り上げています。
確かに,どれも10%弱の価格低下となっていますね。
本体部分の価格は据え置きのようですが,カスタマイズするユーザーであれば,「CPU」「グラフィックボード」「メモリ」「ストレージ」に関してはいじりたいと考えるはずですので,この部分をそれぞれ1グレードずつ上げると考えると,1万数千円分はお安く購入できることになります。
カスタマイズモデルは基本的にAppleStoreからしか購入することができず,割引対象になることがありませんので,このような価格変更はウエルカムですね。
iPhone11シリーズ以降,ここまで,Apple製品の価格低下が目立ちます。そして,それらがことごとく日本における購買力増強に繋がっている印象です。
アメリカ国内での価格設定は変更なしというケースが多いようですので,恐らくは為替の変動を受けての価格変更当面が強いとは思われますが,Macに関しては,昨年もSSD価格を下げたり,標準で搭載されるSSD容量を増やしたりという動きがありました。
Appleが,このような市場の動きに敏感に反応し,特に「安価に提供するための努力」を継続してくれていることは,大変好ましいことだと考えます。
今後は,為替の条件を取り除いた上で,デバイス価格そのものをより安価にできるようであれば,Apple製品がより世界中に浸透していくと考えます。
価格をとるか,利益をとるか…。
難しいところではありますが,Apple製品とはいえ,高額すぎるとそっぽを向かれるということがよく分かったここ数年を過ごしてきましたので,これまで以上に「販売の裾野を広げる」という考え方を重要視してみるべき時期に差し掛かっているのではないでしょうか?