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iPad Pro(2020)の使い方・考え方②〜12.9インチの使い勝手について考える iPadとMacの融合は成立するのか?〜

大画面の活かし方

 前回は,3台体制になったiPadの活用方法について述べました。  

 今回は,12.9インチの活用方法に絞って考えていきたいと思います。

 前回も書きましたが,「12.9インチ」という画面サイズと本体の重さから考えると,このモデルの活用方法は「オールマイティーとは言えない」と考えます。
 「手軽に…」という意味合いでいえば「11インチモデル」の方が絶妙のバランスでしょうし,12.9インチは「しっかりとした目的意識をもって」活用することになると考えます。

 「大きく見る(観る)」「大きな作業領域を確保する」という目的があるのであれば,12.9インチモデルは唯一無二の強さを発揮しますね。
 その分,当然「機動性」のメリットは大きく削がれることになります。大きく重い…。それを承知で購入するモデルですね。

 個人的にいうと,数日使用した感じでは,やはり「この画面の大きさは,何物にも代えがたい」と感じることができました。 

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 動画視聴はもちろんですが,期待していた雑誌閲覧も,「MacFan」のような大型雑誌を1ページ表示にすると,無理なく読める大きさに表示できます。これ,これまでの10.5インチでは到底無理でした。拡大するに従って表示のアラが見えてきますので,この部分,12.9インチの強力な武器です。

 これまで遠ざけていた雑誌閲覧の機会が増えそうな予感です。まあ,「見やすさ」という点では,紙媒体の快適度が絶対的ですので,書籍に関しては電子デバイスを使用する気には到底なれませんが…。

 

Macとの垣根の在り方に戸惑う…

 さて,本題はこちら。
 iPadOS13.4になって,iPadでのマウス・TrackPadが本格的に利用できるようになったことです。

 いや〜,思った以上に快適でした。
 私も早速,普段は使用しなくなっていた「TrackPad」をペアリングして使用してみたのですが,不自由なく操作できました。

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 唯一,そしてMacとの違いから戸惑いそうだと感じたのは,「ダブルタップ」での操作に対応していないということです。
 個人的に,「押し込む」という操作が苦手で,Macではダブルタップで選択したりドラッグしたりといった操作を割り付けています。iPadOSではこれができないのが苦しい(もしできるのであれば教えていただけると幸いです)。

 これ,個人的に結構不便です。
 OSのアップデート等で改善していただけたらうれしいのですが…。

 そして…。
 TrackPadやマウスでの利用が現実味を帯びて来て,しかも12.9インチという大画面があるのですから,当然キーボードによるタイピングということも活用の域に入ってくるわけでして…。
 現状のシステムであれば,Mac用のMagicKeyboardを使用することもできますし,5月に発売される,iPadPro用のMagicKeyboardを購入するということも選択肢に入ってきます。

 しかし,ここで考えてしまいます。これまでも何度も話題になってきたこと…。
「MacとiPadは決して相容れるものではない」
という考え方です。

 iPadがMacになり得るか…といえば,それは「NO」だと今でも思うのです。
 それは特に,マルチウインドウ,マルチタスクの使い勝手の面から。
 Macでは別アプリを別ウインドウで開き,それらのデータを1つのデスクトップ上で自由自在にやり取りできます。デスクトップ上にデータを置いてそれらをウインドウの中に埋め込むということも普通に行いますね。

 iPadOSでも,タスク切り替えがしやすくなりましたし,スプリットView,スプリットOver等で一画面内で複数のアプリを表示し,データのやり取りを行いやすくはなってきました。
 しかし,それらにはあくまでも大きな制約が伴います。Macのような「自由」はありません。

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 この制約部分をどのように捉えるか…に全てがかかっているような気がしています。

 

現状ではまだ厳しいかな…

 あくまでも私の個人的な見解ですが…。

 これ程iPadOSが進化しても(画期的と言えるほど進化したとは思います),まだiPadとMacの融合は成り立っていないと考えます。

 私の使用環境で考えれば,まずはiMacが母艦。
 問題は,MacBookPro15インチがiPadProに置き換えられるか…という点ですが,これを置き換えるのはちょっと怖いです。

 もちろん,iPadProでできることは相当増えているでしょうし,ApplePencilの活用などのMacでできない機能をiPadProが持ち合わせていることも事実。しかし,前述した操作性や各種の制約を考えると,現状ではまだ,
「MacはMac,iPadはiPad」
という捉えから脱却できるほどではないと判断します。

 恐らく私が「サブのMacBookはいらない」と判断するとすれば,それは,

「iPadOSでマルチウインドウ化が完全にフォローされる」
「MacとiPadとのアプリのユニバーサルがより強力に推し進められる」

という条件が整ったときだと考えています。

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 Appleは,本当にそこまで突き詰めるつもりがあるのか?
 それとも,あくまでもiPadはiPadとして機能し,完全にMac,MacOSと融合させるつもりはないのか?

 この部分の真剣味の度合いが,現状では今ひとつ読み取れないことが気がかりではあります。
 しかし,だいぶ「Macに寄せてきている」と感じることができたiPadOS13.4の出来ではありました。

 いいか悪いかは別問題として,この「MacとiPadProとの間合い」に関して,今後のAppleの動きには大注目ですね。