結局「音質」「ノイキャン」の全てを満たすのは「MOMENTUM Wireless 3」だけ
4月は,「ノイキャン完全ワイヤレスイヤホン」に取って試金石となる月でした。
ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 2」とTechnics「EAH-AZ70W」という期待の星が登場し,
「ノイキャンと音質の双方を満足させてくれる機種となれば…」
と考えていたのですが,結論からすると残念な結果に…。
その顛末は,過去記事をごらんください。
先代の「MOMENTUM True Wireless」が音質的には満足できるレベルなのですが,ノイキャンはなし。パッシブでの遮音性がどれだけ優れいているといっても限界がありますので,外部の音を気にせずに高音質を楽しむとなるとどうしてもボリュームを上げる必要があります。
結局,どうしても聴き疲れしますし,耳へのダメージも蓄積されていくわけで…。50過ぎのオヤジとしてはそんなことも気になります。
その上で私が絶対的な信頼を置くのが,ゼンハイザーの完全ワイヤレスノイキャンヘッドホンである「MOMENTUM Wireless 3」です。
これについても以前にレビューを重ねましたが,十分なノイキャンが効いているのに,音質は最上級!
これを聴いてしまうと,「イヤホンとヘッドホンの体力差」をまざまざと感じさせられます。あっ,しかし,どのヘッドホンでも十分な音質…というわけではありません。この機種,本当にえげつないくらい音がいいです。
ゼンハイザー特有の,厚みや艶あり,音場が広く,低-中-高へとストレスなく突き抜ける音…。5万円以下でこの音はズルイです。
この度のイヤホンレビューを通して,ますますこの機種の魅力に取り憑かれてしまった私です。
そんな中…。
なんとその「MOMENTUM Wireless 3」に色違いのホワイトモデルが登場することになりました。
これはかっこいい!
ゼンハイザーの「ホワイト」はレベルが高い!
今回登場するのは,機能は全く同等の色違いモデル。その名も「Sandy White」という色です。
この「白」という色は,一歩間違うとチープな感じを与えてしまう,非常に難しい色だと思っています。
しかし,ゼンハイザーの「白」は間違いないんじゃないでしょうか?
その根拠は,「MOMENTUM True Wireless 3」のホワイトモデルの質感の素晴らしさです。
アップルデバイスのような,所謂「真っ白」ではなく,ほんのりベージュがかった白。
非常に高級感が漂います。また,この「2」に関して言えば,触った感触も素晴らしい。重量感があるわけではないのに,他のイヤホンに比べて質感が高いのです。
だとすれば…。
ただでさえ「ブラック」の「MOMENTUM Wireless 3」の質感は非常に素晴らしいので,今回の「Sandy White」に関しては,見た目も,触った質感も,誰しもが満足できること請け合いです。
ハウジング部の上品な白。
革の部分の濃いベージュ。
写真を見ただけでもいい感じ!
ヘッドバンドと耳当て部のシルキーなシープスキンの革の質感等,本体のつくりの素晴らし差も折り紙付きです。
今私が色選択をするとすれば,断然この「Sandy White」を選択すると思います。
いいなあ,この色を購入できる人…。
なお,エージングにはかなり長時間を覚悟してくださいね。
レビュー記事にもありますように,最初は低音ボワボワで高音の伸びがありませんので。しかし,数十時間過ぎる頃から大化けしますよ。
是非「Sandy White」を育ててみてください!