今後のApple新製品やいかに…?
コロナ騒動の中,どうにか新型iPhoneSEの発売にこぎ着けたApple。
日本国内のキャリアでの受け渡しに関しては,GW後となりましたが,大きなスケジュールの遅れを生じさせなかったことは,Appleの底力を感じさせました。
「新製品」ということに関しては「一服」といったところですが,当然水面下では着々と準備が進んでいるはずです。
当然Appleの最重要課題は「iPhone12」ということになるのでしょうが,これに関しては「例年の9月よりはやや遅れる…」という見方が最近強くなっているようです。
そんな中…。
有名リーカー2人が,こぞって今後のアップルデバイスに関する情報を発信しました。
これって偶然?
やはり気になる「iMac」!
今回情報を発信したのは,いつものプロッサー氏とBloommbergのMark Gurman氏。
プロッサー氏はTwitterで質問を受ける形で,Mark Gurman氏はライブ配信で,それぞれの情報を公開しました。
そしても,やはり気になるのは,iMacとMacBook Pro13インチの後継機問題です。
この点に関して,2人の情報に肝心な部分での齟齬があります。
新型iMacの登場時期に関しては,プロッサー氏は「間もなく出荷準備完了」としているものの,Mark Gurman氏は「2020年後半にフルモデルチェンジ」とした噂の肯定に留まっています。
プロッサー氏情報が正しければ,
「4月末のComet Lake-S登場を受けて,内部構成のみアップデートした現行筐体をマイナーチェンジしたiMacが間もなく発売される」
ということでしょう。
そして,それは恐らく,昨年の「MacBookPro 15インチ」と同様の「短命モデル」を意味することになるかもしれません。
昨年の15インチモデルは,5月にCPU載せ替えのマイナーチェンジを行い,半年後に「16インチ」へと大変革を遂げました。
もし,「マイナーチェンジiMac」が発売された半年後に,「フルモデルチェンジしたiMac」が登場するのであれば,
「Appleさん,2年連続でそれはないよ〜」
という突っ込みが全世界で湧き上がりそうです。
しかも…。
恐らくは昨年度同様,今年後半のフルモデルチェンジモデルでは,CPUである「Comet Lake-S」の載せ替えは行わないという,中途半端な改訂に落ち着くはず。
「15→16」のモデルチェンジの際も,ディスプレイサイズやグラフィックボードの強化は行われたものの,CPUは据え置きでしたので…。Intelのロードマップからしても,次世代「Rocket Lake」シリーズの発売は2021年になるでしょうから,新CPUは載せたくても載せられないわけです。
以前の記事にも書きましたが,
「半年で改訂というモデルチェンジは,ユーザーへの裏切り行為」
であるとも言えると考えます。
ただでさえ高額なMac。Appleは,ユーザーがより計画的に,より安心して購入できるような配慮をすべきです。
もし本当にAppleが2020年後半に,iMacの全面改訂を視野に入れているのであれば,慌ててComet Lakeを載せなくてもいいのでは?
逆に,フルモデルチェンジまでの期間が最低でももう1年ほどあるのであれば,できるだけ早く新CPU搭載機を発表した方がいいと思います。
さすがに「半年」はダメです!
でも…。
最近絶好調のプロッサー氏が「間もなく出荷準備完了」としているのがどうしても気になります。
下手をしたら「13インチ」も半年の命?
そして,MacBook Pro13インチの後継機も非常に気になりますね。
特にプロッサー氏の物言い。
・5月に1機種登場
・それは14インチではない
・しかし14インチは2020年に登場する
…ということは,5月に「13インチ・Comet Lake-H搭載」のマイナーチェンジモデルを投入した後,やはり「半年後」に,昨年の16インチ同様「14インチへディスプレイサイズ拡大・CPU据え置き」という改訂を行うということでしょうか?
これ,本当に実現したら大惨事ですね。
ましてやiMacも13インチのどちらとも「半年改訂」だったら…。
考えただけでも恐ろしい!
いや〜,参った…。
iMacどうしようかな…。
プロッサー氏から,「フルモデルチェンジiMac」の情報が出て来ないのも気になるし…。
今回見送って,その後フルモデルチェンジがいつまで経っても行われない…ということになったら目も当てられないし…。