デスクトップ向けCPU「Comet Lake-S」正式発表!
ついに,IntelのデスクトップPC向けCPUである「Comet Lake-S」シリーズが正式に発表されました。
これまでも「4月末発表」と噂されていましたので,予定通り…というところでしょう。
さて,本ブログでは,この「Comet Lake-S」が新型iMacに搭載されるCPUになると予想されるために,以前から注目してきました。
特に,「10Core20Thread」という情報が出てきていたことから,
「次期iMacは"松モデルカスタマイズ"に挑戦か?」
という欲も出てきていたところです。
さあ,そしていよいよ正式に発表された「Comet Lake-S」。
当然気になるのは,今後のロードマップです!
出るとすれば「5月末」?
今回の発表を見ると,高スペックのデスクトップ用だけでなく,実に様々な用途に向けたラインナップが構築されているようですね。
高スペック向けだけでも以下のようなラインナップ…。
まあ,CPU事情に詳しいわけではないので,目がちらつくわけですが…。
個人的に狙っているのは,「i9 10900K」シリーズ。
デジカメでのRAW現像やレタッチの機会が増え,今年はCanonから新型機の登場も噂される中,安心できる高スペックに手を出してしまいそうです。
やはり「10Core20Thread」という数字にも,ミーハーだとは思いながらも魅力を感じてしまいます。お恥ずかしながら…。
今回のIntelは,AMDの「Ryzen」が多Core化を進める中ではおとなしめのスペックになっているように数字だけを見ると感じられますが,紹介記事を見ると「シングル性能面の強化」を念頭に入れているようで,Intelは,
「世界最速のゲーミングCPU」
とアピールしたとのこと…。
マルチ性能面でAMDが優位に立つという,苦しい立場の中,Intelが業界の雄としての立場をどの程度維持できるのかについても興味が湧きますね。
さて,「発表」はされたものの,「発売時期」は正式にアナウンスされていないようです。
以前の情報では,1ヶ月後の「5/27」に発売が開始されるというものがありました。
恐らく間違いなくこの時期に出てくることになるでしょう。
もし新型iMacに「Comet Lake-S」が搭載されるとなると,昨年のMacBookPro15インチ同様,「CPU発売→即新型iMac発売」という展開もあり得るでしょう。
気になる「23インチiMac」の情報
気になるのは,以前の「新型23インチiMac」の情報です。
5月末にiMacのマイナーチェンジが行われ,2020年後半にディスプレイデザインを変更したフルモデルチェンジが行われる…。
昨年のMacBookPro16インチのような展開は,個人的には本当に勘弁してもらいたいのですが,何だか「ありそう」な予感もします。「CPU据え置き」という考え方も昨年同様かな?
また,Intelのロードマップとしては,時期CPUである「Rocket Lake」の発表も間近に控えているとう説が有力で,今回の「Comet Lake-S」は短命で終わる可能性もあるようです。
また,性能向上面でも,「Rocket Lake」では今回以上のアップが見込める…ということのようで,このIntelとAppleの製品投入のタイミングも,非常に苦しい展開になってきていますね。
このままだと,iMacも「1年に1回の改訂」という路線にハマっていきそうです。
まあ,「いつ改訂が来るか分からない…」状況よりだったら,まだその方が割り切りができるというものですが…。
さあ,新型iMacは来るのか?
ドキドキの5月がスタートしました!