「EOSR5」の発売に向け,Bluetooth認証を取得!
先日は,「EOS R6」の発表の遅れに関する記事を紹介しました。
「R5」よりも早く登場するということが噂されていながら,そのCanonからの正式なアナウンスが全くない状態でしたので,さすがにこれから唐突に「発表→発売」とは行かないでしょう。ただでさえコロナウイルスの影響で生産が滞っていると囁かれているカメラ業界ですので…。
さて,それに対し,すでにCanonから「開発発表」がされている「EOS R5」は,「5月正式発表→7月発売」というタイムスケジュールが,随分と以前から言われています。
しかし,このような現状であることに加え,「目標」としていたオリンピック自体が延期になったことで,
「本当に7月に発売できるのか?」
ということが大きな争点となっていました。
そんな中,R5のBluetooth認証が取得された…というニュースが入ってきました。
大きな壁をクリアして,「予定通り」の着地となるのか…。注目です!
「最後のハードル」を越えた?
記事によると,
Canon「EOS R5」がBluetoothの認証を取得し,生産に向けた最後のハードルを越えた
ということです。
記事では,Bluetoothの認証コードにも言及しており,「Canon “DS126831 / 36/37/38/39/40”」というコード名も公開しています。
これらはそれぞれ,北米,台湾,中国,日本等の規格に対応しているようで,「R5」がグローバルな展開を目指して上で着々と準備を進めていることが分かりますね。
また,以前と変わらず,「R5は7月に出荷が開始される」という情報を聞いたとのことで,否が応でも期待が膨らむ展開になってきました。
さあ,発表時期と価格が問題だ!
となると,俄然気になるのが「発表時期」と「本体価格」です。
「7月発売開始」(恐らくは7月終盤の発売となるでしょう)となると,やはりこれまでの噂通り,「5月中の正式発表」は譲れないと考えます。
それこそ「5月終盤」あたりでの発表となるのでしょうか?
→発表日に関しては,5/14,16という具体的に日程も出てきましたが,どうやらこれは発表前の予測イベントの記事だったようです。
「EOS-1D X Mark III」の際は,2020年1月7日に正式発表が行われ,その時点で「2月中旬の発売」とアナウンス。実際に発売されたのは「2月14日」だったようです。
このときには「1ヶ月強」の準備期間しかなかったわけですが,「R5」に関しては随分と以前から「5月→7月」というスケジュールがまことしやかに囁かれていたこと,また,ただでさえコロナウイルスの影響で生産に余裕がない状況であることを踏まえると,「発表→発売」の期間は,少しでも長めに設定したいところなのではないか…と予想します。
さらに…。
ユーザー側から見ての最大の関心は,やはりその「価格」。
動画性能が異様なほど高いようで,
「動画性能は落としてでも,本体価格を下げて欲しい…」
といった,切実な声が出ているほど,「価格が上がってしまうのではないか?」という懸念が渦巻いているようです。
動画性能を考えると「50万円,60万円」という値付けでも全くおかしくないという声が非常に多いのですが,先日は「3499ドル」という,日本での「40万円」という価格が見え隠れする値付けで来るのでは…とも思える情報が現れたりもしています。
果たして真実はいかに?
正式の発表があれば,当然その価格の正体が判明しますし,それによっては,ミラーレスで先行するSONYとのパワーバランスにも関わってくる非常に重要なポイントになってきます。